いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

薬局で買えるんです



遅ればせながら
永瀬廉くん初単独CMおめでとうございます!

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長年色々言い続けててようやく!
清涼飲料水や乳酸菌飲料やら言ってたけれど、保湿剤のCM。しかもここ数年話題になってる製品!
肌が綺麗なれんくんだから、ぴったり!
実際のれんくんは特に何もケアしてないらしいけど(笑)
年齢を重ねると今みたいな何もしないで居られなくなるので、是非これを機に保湿ケアから始めて欲しい(笑)


単独CMは本当に長年の夢だったので発表された時は夢みたいだった。嬉しくてたまらない。

https://youtu.be/i98DiF1NiFE
※公式CMのURLです。怪しいURLではありません。

滑舌&イントネーションをかなり頑張ってるのが伝わってくる(笑)
ちょっと緊張してそうでかわいい。
女性とほぼ変わらない高い声!
最後の眉動かしてるの笑うけど、最後の最後まで可愛くておちゃめ!
このCMを見てピンク似合うな〜と思った。さすが一度だけ松竹時代にピンクのメンカラー衣装を着せられただけある(笑)

歌ってるれんくんが可愛すぎるんだけど、普段チャラチャラテキトーなのにそんな風には見えないキュートピンク♡
ちゃんと可愛くなれるって天才!(盲目)
今回のCM、れんくんの良さと可愛さを引き出してくれてて初めての単独CMとして最適!
素敵なCMに起用してくださってファンとして嬉しいし有難く思う。


先日TVを付けてたら突然ヒルマイルドのCMが流れてきて思わず「おおおおお」って言ってしまった(笑)流れるの知らずに見たのは初めてで感動した。
最後まで見終えて「かわいいいいい」って思っちゃう。
キュートピンクだし歌うし一生懸命ハキハキ喋ってるしニコニコしてるし、21歳男性に対し「かわいい」という感想をどうしても持ってしまう(笑)
そして何回も見てるのに新鮮に「かわいい」と思ってしまう(笑)

TV CMだけじゃなく、この前の庭ラジではラジオCMも流れた!
ラジオCMがあるとは知らなかったので驚き。
ラジオだとよりれんくんの透き通った高めの声が響く。
最後の「ヒルマイルド〜♪」も風鈴のように声が響き渡る。
それに視覚が排除され声のみに意識が集中し聴覚が研ぎ澄まされて、TV CMよりも声の透明度を強く感じるから清潔感が増して(増す気がして)良い!
もっともっと演技や呼吸(間の取り方)を学んだら“声の仕事”も向いてるんじゃないかなと改めて感じた。


新聞に一面の広告も載った。なんか凄い。
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嬉しいし、とにかく凄い。「凄い」しか出て来ない。



ちなみに新しいぷっちょのCMも好き。
グループCMの関連でソロCMもいくつか作られてたけれど、今までの中で一番好き。

https://youtu.be/_1v1yEqK1dY
※これも公式CMのURLです。怪しいURLではないのでご安心を。
顔が超かっこいいのにオチもあって最高!
CMタレントらしいと言うか、CMならではの魅力(15秒間で視聴者の心を掴む)があってすごく好き。
コミカルさを上手く表現できてて今までより成長したと思った(何様)
それに単独CMヒルマイルドを見た後だからか、れんくんも伸び伸び出来てる気がする。やっぱりメンバーと一緒だとやりやすいと言ってるだけある。


今回のCMもとても短い時間なのに一生懸命なのが伝わってきて、れんくんの仕事に取り組むひたむきな姿勢が好きだなと思った。
次はどんなれんくんに出会えるのか楽しみ。





最近れんくんの過去(中高生時代)を振り返ることが減ったなぁと思うんだけど、それはれんくんが進化・成長して出来ることが増え、その出来ることのクオリティ等をこの数年は一定の基準に保っているから、わざわざ過去を見返してみたりすることがなくなったんだろうなと思う。
気もそぞろだったり手を抜いたりしてる時は今もあるのだけど(苦笑)そういう意味じゃなくて、例えばウィンクやバク転が出来るようになったとか(れんくんのことではなく例え話)精神面から表れるものじゃなくて練習や経験値が物を言うことに関して。
だから、中高生の頃と比べるのはナンセンスかなと思っている。
時々Twitterで比較映像が流れてくる・回ってくるけれど、中学〜高校1年生くらいの頃と比べるのはれんくんに失礼な気もする。
ここ数年のれんくんにとっては“当たり前に出来ること”なのに“こんなことも出来るようになって!”と感嘆符を付けて言及するの?広めるの???と思う。
私も懐かしむことはあるけれど、“成長した”などと言うのは違うのかなと。
私が感じてることなので、捉え方はそれぞれだけど。
未だに変わらない部分もあって、もちろん懐かしむし愛しいけれど、今のれんくんを見ていると、『今』という軸が強くて今と未来(先)を享受したくなる。
現時点の私のスタンスがそんな感じ。(スタンスゆえに人それぞれ)


この一つ前の記事もだけど、あれこれ考えてしまうのはれんくんをなかなか見れないからかなぁ。
生で見たら多かれ少なかれ払拭されるもの・わかることって必ずあるから。
そういう機会がほぼないからつい考え込んでしまうのかも。
って、それも自分を正当化しすぎか。



まぁ中学生の頃のカメラ見れない・話せないれんれんを思い出すと著しい成長に言葉に出来ない感情が溢れ出す、未だに。
けれど、それこそ“言葉に出来ない感情”だから目に見えるカタチには表せない。
ほんとここまでよく育ってくれた(笑)
アイドルで在ってくれてありがとう。




画面の中のリアル



2枚目のアルバム「L&」が発売された。


リード曲の「&LOVE」はポップでキュートなKPOPでよく見かけるタイプの楽曲。MVもダンスも、世界観が全部かわいい。
ただMVをワンカメで撮ったことは疑問(笑)
メイキング見てたらメンバーもスタッフさんも大変そうで、何のためにワンカメにするんだろうか(笑)
生放送ならその緊張感が見てるこちらにもリアルに伝わってきて良い効果をもたらすのかもしれないが、ワンカメのせいでMVに所々真顔(必死な形相)が映り込み残ってしまっていてつらい(笑)
メイキングで岸くんが箱を上手く開けられず何度も撮り直している。
そのことに落ち込んでいる岸くんをスタッフさんは茶化していたら(一応励ましてるつもり)その場にいたれんくんが「そんなこと言うから余計に出来なくなる」と本気のトーンでスタッフさんの発言に苦言を呈していた。
れんくんのそういう一面を見たことがなくて、こうやって守り励まし共に進もうとするんだと初めて知ってなんだかグッと来た。
良くないと思った言動に対してきっぱりと言うんだなぁ。そして優しさも感じた。好きだと思った。


アルバムについて一年前から動き出していて当初はかっこいい系で攻める予定だったらしい。
でもこの状況下を鑑みて、明るくなる・応援するコンセプトに変えたと話す。
もともとのリード曲は何だったのだろうか。
やはりBounceになるのかな。
メイキングに収録されている通り、ロスまで行って作り上げた楽曲。一番力が入っているのでリード曲にふさわしい。

その時によって“伝えたいこと”をきちんと持ち明示してくるところが好きだなと思うし、これからもキンプリにはケースバイケース、何が適しているかを見定められる子達で居てくれたらいいなと思う。
少し話からズレるうえに何様かと思われる発言になるけれど、他のユニもダンスに力を入れてきてるから今後どう立ち向かい戦っていくんだろうか…と思ってたところに、Bounceのような他とは異なる路線を選びパフォーマンスし、かつキンプリとしても新境地を開拓できてるの偉いな〜頑張ってるなと思った。
挑み続ける姿にも繋がるのだろうけれど、勝つ選択を選び続けて欲しいと願う。(というファンのエゴ。)


私が今回のアルバムで好きなのはダントツで「Focus」
紫耀さんプロデュースの楽曲。
歌詞が気持ちを前に向けてくれるところも良いのだけど、華やかな音が散りばめられているところが好きだなと思う。
遊園地のパレードっぽいと言うか。
味気ない日常や無味乾燥な世界が色付いて行くような、花が咲くようなイメージ。
紫耀さんの今必要とすること・今求められること、最良最適を嗅ぎ分ける見極められる能力はさすがだと思わされる一曲でもあった。

各々のプロデュース曲を聞くと“らしさ”が満載で、それぞれの頭の中を少し覗いてる気分になる。
カラーや好み、思考が感じられて好き。
日頃こんな風に思ってるんだ、こんな風に捉えてるんだと曲を通して知ることができて嬉しい。
れんくんはそれが少し恥ずかしかったみたいだけどね(笑)



コンサートに当選してたので、この可愛さとダンスを生で体験出来てたのかと思うとどうしても悲しくなってしまう。
配信ではどんな形になるんだろう。
もちろん配信を楽しみにしてる。



れんくんはプロデュース曲にかっこいい系を選んでいた。
その理由は他のメンバーが選択していなかったからだ。
曲を聞いた時“れんくんが好きそう”という感想を持った。流行りの音を集めたと言うか曲もファッションと言うか。それにかっこいい感じが好きだろうし。
けど実際はバランスを見てのことだった。
そういえばメンカラーを選んだ時もバランスを見て黒を選んでいたと思い出した。メンカラーについては色々波紋を呼んだけど(苦笑)
バランスを重視する派なのかもと最近よく思う。
MCも全体を見て自分の役割かなと思い担っているみたいだし。
メンカラーやプロデュース曲に関しては、それほど意見や拘りがあまりないのかもしれないが。

時々れんくんの中でアイドルに“まつわること”はどういう立ち位置なんだろうと思う。
「ライブが好き」とは頻繁に聞くけれど、それはきっと歓声を浴びることが好きなのであって、ライブを探求することはなさそう(れんくんが歌う踊るを楽しくない嫌ってるとは私も思ってない)
だからアイドルの本業である歌とダンスについてはどう考えているのか、れんくんの中でどの位置に置いているのかと。
歌うことが好きであっても歌を追求する気はなさそうだし楽曲を作ることにも興味はなさそうだし、ダンスはもともと得意ではないし自ら進んでやることではないだろうし、ライブが好きと言えども構成を考えることには興味を示していないように見える。
全て“見える”でしかないのだけれど、時々気になってしまう。
先輩達の動向を見ていたら、アイドルの基盤のようなものもしっかりしていないとダメなんだなと感じることが増えたからで、余計なお世話だけど気になってしまう。

今回をきっかけにセルフプロデュースに挑戦していけたらとも話してるので、また変わってくるのだろうか。
変わらないところ、良い意味で変わるところを知る瞬間が好きではある。
れんくんが自身のプライオリティや興味をどこに持って行くのか、見てるのが好き。
もっと長い目で見守らなければならないのかなとは思っている。



この武者修行を終えた後に控えていたのが帝劇。
要素がいっぱい詰まっていた。キングにもかいと選抜にも。
大声で一緒に踊ることを主張していた姿と、一人一人踊る時の他メンのターンの間はずっと端で踊っている姿を見て、多くを語らない人なんだよなぁと思う。
そんなれんくんの横で他メンの時間はほぼ見ることに徹してるしょうかい、という顕著なコントラスト。
かいちゃんは楽しいとまで言うのだから。
れんくんは他人見る余裕なんてなくて、常に真剣な鋭い目つきをしていて。一心不乱と言うか鋭利な刃物のよう。
当時のwebの個人連載では「ダンスダンス」とだけ書いていたと記憶している。
「えぐい」の連続だっただろうなと推し量ってしまう。
それから帝劇の稽古を思い出すと血を吐くような努力だ…と私からは稚拙な言葉しか出てこない。

こうしたダンスのことでさえ多くを語らないし見せないようにする人なのに、インタビューで英語の歌詞を上手く熟せないとへこみを見せた。
逆に言えば、かなり挫折を味わったんだと思う。
失敗したら引きずりやすい性格のイメージが昔からあるけれど、いつもインタビューでは軽口を叩いてそんな素振りを見せないから、相当だったのだと。
英語はまず単語の発音を出来るようになってからじゃないと難しいからな…。

&LOVEのダンスにはBounce程の圧倒される動きはないが、365日踊っている・元々素質がある人じゃないと割と難しいと思う。
れんくんの場合、練習を重ね場数を熟せば追い付くはず。



紫耀さんがアメリカでのダンスレッスンの指導者の提案をメンバーがすぐ賛同してくれたのは幸せな話だと言った後に「メンバー同士で目指す路線が分かれてきたらどうしようという怖さもあります」と話していて先を考えすぎている気もしつつ可能性が無いとは言えなくて、この人はどこまで先を捉えてるのか、捉えて行こうとするのか……
どういう方向に進んで行くのか、個人としてもグループとしてもまだ未知だと実感する。



決意はやがて絆へと変わる


今更ながら弱ペダのれんくんについて、と言うより映画を観終えて感じた諸々。





予告の時に叫ぶシーンが映っていて、腹の底から出た叫びを聞いたことがなかったから驚いた。
そんな声を聞いたのは初めてだった。
映画本編の中では何度か叫ぶ箇所がある。
「はあああああ」「まだまだあああああ」「ああああああ」「勝つ!」「ひめ!」と文字にしにくいものが多い。
体の内側から湧き上がる、血が沸き立つ、もはや血の滲んだ声で叫ぶ。凄いと思った。
その叫びを発する時は必死の形相で、それこそアイドルでは見ない。縦横無尽に走る線、力の集まった顔。
コンサート会場で「行くぞ!」と叫ぶ時の顔とは声とは全く違う。
こんな演技するんだ出来るんだと思った。
実際自転車に乗った時に自然と思いが乗ったと話していたので、その効果もあったのだろうけど、悔しさとか執念とか意地とか勝機とか全部飲み込んで捕らえた圧(熱)を感じさせられる。
ちょっとした恐ろしさと言うか本気度と言うか。
マジだと、勝負心に火が付いたと。
全力を出し切るサマが凄まじかった。迫力があった。


一方で「ひ〜め♪ひめひめ♪」と口ずさむところが可愛くて仕方なかった。特に鼻歌でひめひめ歌うのは可愛い。
入部する時の扉越しの小野田くんなんて臆病かわいい(笑)
個人的に可愛くて好きなシーンは、合宿で健太郎くん演じる今泉くんとの「銭湯行くぞ!」「入りました」というやり取り。


「僕は友達がいないから」とアニメ研究会を復活させるために仲間を集めるために必死かつ全力の小野田くんを見て胸がギュッと締め付けられた。
けど、基本アニヲタで凄いペダル回すヤバいキモい奴みたいな姿が根底にあって(笑)当初今泉くんにも「なんだこいつ?」と引かれているだけあって、確かにキモい(笑)
ただ原作ファンからすると『キモい』で正解のようだから安心した(笑)


れんくんが演じる映画の小野田くんは引っ込み思案で臆病で一人ぼっちでおどおどしてる子。
そんな子が徐々に人の目を見て話すようになったり堂々と歩くようになったり、はつらつとし表情も明るくなって行く。
監督から言われた通り、変化に気を付けて演じることが出来ていたように思う。


みんなと走る楽しさを知った時、小野田くんから楽しい嬉しいという気持ちが溢れていた。
本当に楽しそうだった。
そして、役割を任された途端キラキラと輝いた。
初めての役割に希望を見出し期待を込めて絶対成し遂げてみせると意気込んだ顔は強く美しかった。
弱ペダでは、普段見ない、いや今までも見たことのないれんくんの泥臭い表情から孤独な表情、青春という輪の中で楽しむ表情を見ることが出来てよかったなと思う。



贔屓目であることは重々承知しているけれど、れんくんの演技が役に乗っていてアイドルオーラも消せていて嬉しくなった。
髪型を変えたら誰でもアイドルではなくなることが出来るのかもしれない。
でも、声色や表情・動き含め、演技も随分と成長してると感じた。
もちろんまだ拙いところは多々ある。
けれど、視線の移り方や話し方、表情の作り方が以前よりも自然になった。
総北1年の2人がれんくんの演技を引き上げてくれたのかなとも思う。
今回は弱ペダのアニメの声に近づけるために意識して高い声で話すようにしたらしい。
うち執の時に高校生役だから普段よりも高めに話したと話していたがその時よりも更に高かった。


一年生のウェルカムレースでケイデンスを上げて、今泉くんと鳴子くんに追い付いた時とかグッときたし、県大会の時の必死に役割を全うしようと試練を乗り越える姿には胸が打たれとてもよかった。
自然と応援したくなる。
そうなるのはれんくんではなく、そこに小野田くんが居たからだ。
私が観たのはれんくんではない。小野田くんだった。




坂を登り頂上を取るために必死にペダルを回す姿は手に汗を握る。
過酷な撮影であることをこちらにはあまり悟らせずに公開を迎えた訳だけれど、かなり大変だっただろうと察する。
舞台挨拶の最後に出た「報われた」という言葉。
この表現を選んだところからして厳しかったに違いない。
普段努力の欠片も見せない人だから、本当に本当に頑張ったんだろう大変だったんだろう並大抵の努力ではなかったんだろうと思う。
だから好意的な感想を述べてくれる人が予想よりも居てファンとしてとても嬉しい。
それでも最後の最後まで努力や頑張りを言語化しないところが好きだ。


しかし、言葉にしないということはきっとそこを注視して欲しくないのだろう。
裏を読まず純粋に真っ直ぐに観て欲しいのだと思う。
だが、れんくんの思いとは裏腹にファンの感想は注目は真っ先にれんくんの努力に向く。
でも、きっと見て欲しいのはそこじゃない。
れんくんが演じる小野田くん自身に魅力があるから、映画のストーリー自体に惹かれるから、頑張ったことをわかったうえで、やはり私達ファンも言及する必要はないのだろう。


レースはもちろん、ペダルを漕ぎ速度を速める瞬間は倒れないかドキドキした。
これはれんくんに限らず健太郎くんとか自転車に乗っている演者の人たち全員に対して。
大丈夫だとわかっていてもハラハラして緊張感があった。それ程疾走感があったと言える。
景色が綺麗で山の緑も海の青も映えた美しいロケーションも見応えがある。
ギアを変える音がくっきりはっきり聴こえる瞬間が好きだなあと思う。臨場感と緊迫感。映画館でしか味わえない贅沢さ。
ペダルに足を掛ける音、回す音、車輪が回転する音が心地良い。
パレードランからの隊列を遠景で映しているところ、隊列が綺麗かつ風景が美しくて好き。
その点も魅力的だった。


心が熱くなる・あたたまる素敵な作品を通して、この夏れんくんに会えたこと嬉しく思う。





スクリーンに映る姿は永瀬廉とは別物として存在しているから凄いなあと常々思っていて、真逆であるアイドル永瀬廉の姿を知っているのに普段もこんな人かのように瞳に映り錯覚しかける。
れんくんがこれほど“表現者”になるとは思っていなかったので、感慨深くて言葉で表せない興奮が押し寄せてくる。
映画を観ながら興奮と感動と感慨が入り混じった感情から泣きそうになる。幸せだ。
本人は恋愛モノに出たいようだけれど(それは至極真っ当、当然の気持ち)そういった類いとは無縁の己との闘いや成長であったり周りとの協調を大切にする作品、どちらかと言うと演技が重視される作品に出て経験を積めるというのは個人的には良いことだと思う。
明らかにれんくんの演技に変化が出てきている。
それを目の当たりにすることが出来たのも弱ペダを観て感動した(驚いた)ことの一つ。


もっとたくさんの人に観てもらえたら良いなぁと思う反面、着実な一歩を踏めているのがわかって、それだけで十分じゃないかなんて思ってしまう。
そんなの数字の世界だと話にならないとわかっているので、自己満でしかないのだろうけれど(この場合は1ファンである私だけの満足という最低さ)それどころか応援している人を潰すことになるような考えなのだろうけれど、若いうちにいっぱい経験を積んで失敗して成功して負けて勝って習得して、役者の一面を作り磨き上げていく。未来が楽しみになるほど。
だから段階を経て行くことが可能な、一つ一つのステップを踏んでいる今を大事にしたいなどと思う。
本来であればこの経験値で主演を張るだけでも末恐ろしいものなのだし。


でも、次に繋がりますようにとも願う。
だってファンは我儘だから。




羽ばたいて前途を目指して


映画誌から記録する永瀬廉





演じる役が高校生ということから、インタビューはれんくん自身が高校生だった頃にも焦点が当てられていた。


「すべてを懸けられるものが見つかっていなかったかも」と話す。

「ジャニーズでずっとがんばっていく!という覚悟があったかと聞かれるとわからない。まだふわっとしていた。」

その言葉を読みながら、当時事あるごとに発していた一つの言葉を思い出して、確かにふわっとしていたなと思う。
言葉の意味を、言葉を発することの意味を、深く考えずに口にしているのではと感じる時があった。
等身大で無邪気に過ごしていたとも言える。


高校一年生の頃、実際のれんくんは悩むことが多かったように思う。
と言うより、様々なことで思い悩んでいるように見えた(見えた時があった)
でも、ステージの上で演じること、率先して話すこと、ダンスや歌やバク転…とにかく目の前に立ち塞がるもの全てに対し、ひたむきに、そして全力で向き合っていたと思う。
と同時に、決して涙も弱さもこちらには見せないように悟らせないようにしていた。見ていたらなんとなく感じ取ってはいたけれど。


高校一年生は東京の仕事が一気に増えた年で、肩書だけの「関西ジャニーズJr.」だった。
かと言って、東京のJr.(とファン)に完全に受け入れられている訳でも…歓迎されている訳もなく、一応関西の仕事もしていて曖昧で、まさしく宙ぶらりんの状態。
見ていて何とも言えない気持ちになったこともあった。

だけれど、仕事を熟す度に確実に着実に成長して行く。
こんなに著しく変わるんだ!と衝撃を受けた。
学んだこと・経験したことを公に披露する際にはちゃんと自分のものにしていて幾度も感動したことを覚えている。

それに、れんくん本人が「関西Jr.の第一線を張らせていただいてる自覚」と語っているように背負い込もうとしてたことも覚えている。
たとえ籍だけ置いている形になっていたとしても、だ。
それこそ東京と大阪の行き来だって大変だったと思う。
それでも『楽しい』という気持ちを持ち続けていたことは伝わってきていた。
そして今、その時に感じた楽しさが今も続いていること・続けられていることを本当に幸せだと語るれんくんがすごく好きだと思った。

背負い込みすぎて倒れてしまいそうだったのに、今は地に足をつけしっかりと歩むようになり本当に頼もしくなった。
そう感じるのは、こういう過去・過程を見守ってたきたからでもある。
中学生の頃から芯の強い子だと思ってきたけれど、今まで以上にますます強い男の子になったなと近頃思うよ。



「坂道くんは“仲間のために”という志向がものすごく強い。単純に勝ちたいという気持ちがありつつも、何より“仲間と一緒が楽しい”“一緒に走る人たちのために頑張ろう”という思いが強い。(略)僕なんかとは段違いだ。」
「人のために全力を注ぐことはない。」
「僕がいるこの世界だと、どうしても自分のために、という部分が必要だと思います。」
「グループでメンバーといる時はメンバーのことも考えますけど、100%誰かのためにとは難しかなぁと思います。」
「小野田にとっての喜びは1位を獲ったことではなく、チームのために自分がしっかりと役割を果たせたと思えたところ、みんなと一緒に勝利の喜びを分かち合えたところに価値を感じています。本当に人として尊敬できる部分です。」
と演じる役である小野田坂道と自身を対比させて話す。

もちろん芸能界を選んだのだから、この世界で一位を取りたいと思い生き抜いてきてるはずなので、これらの発言は至極当然。
でもグループで活動している中でメンバーにまつわる物事を素直に喜ぶれんくんを見てきたし同志を思いやる言動を見てきたので、少し驚いた。
それと、ロードレースで自分のポジションを例えた時にレースの終盤で追い上げてゴールを決める、いわゆる美味しいところ華であるところを担うポジションを選んでいたのも驚いた。*1
グループの先頭がその都度交代する・必ず順番は来ると語っているインタビューを読んでいたから余計に衝撃だったのかもしれない。

何よりこういった部分が今まで言語化・可視化されてこなかったからが一番大きい。
れんくんの真の野心(野望)に触れた気がしてドキッとした。虎視眈々と狙う、暗闇に潜んでいた全貌が一瞬見えた気がして怖さに近い“したたかさ”を感じた。
当然のことだがまだまだ私の知らないれんくんがいる。


とは言え、
「個人でいるときの方がグループを感じることがある。個人で活動することで、グループを知ってもらいたい広めるチャンスだと思う。もちろん個人の役目を全うしつつ。そもそもグループあっての僕ですから。」
とも話すから、れんくんの基盤の一つにグループ(メンバー)は存在してるのだと思う。
ただ少しはぐらかされた気にもなる。
本人も話している通り、自分に与えられた目の前のことを成し遂げるのが彼のモットーでもあるのだろう。



グループについて、今はグループでの役割が固定されていない気がすると話す。
今は僕の役割なのかなと思ってやってると知り、3人で活動し始めた時に(何なら6人で初めて組んだ時も)それこそこの位置に懸けていたようにも見えたれんくんが他の可能性を見出している。
驚きだった。
今は演技の仕事をしたいと言っているし、数々の仕事を熟しMC以外にも興味が湧いてきて、やってみたいと思う対象が増えたのかもしれない。
外部の仕事を経験してみて向き不向き等感じたことがあったのかもしれない。

上京した時のコンサートで「MCやってみたら?」と言われ、実際やってみると「性に合ってた」と感じたと話していて*2
その頃は誌面でそういったことあまり話さなかったし、こちらはれんくんの背中を追いかけることで精一杯で、
不安や心配とか余計なお世話なことを思い測らなかったことはないけれど、当然れんくんの考えや感じてることなんて知る術はなくて、
その頃の身も心も多感かつ取り巻く目まぐるしい環境の変化について多くは語ってこなかったイメージだから、なし崩しにせず覚えてるんだなとわかってなんだか胸がぎゅっとなった。
覚えていても感じていても話すこと話さないことあるんだろうと、これも当たり前のことだけど、当時の心身ともにか細いれんくんを思い出してまた胸が締め付けられた。



「自分自身を俯瞰で見ることはない」「自分が見た自分は主観でしかない」「それを知ったところで何かが変わるわけでもない」
と自身のことをばっさりと斬っていて興奮した。
割と考え方について語る時は物事を斬り捨てるような回答(表現)が多い印象だけれど、自身のことまで斬るなんて痺れる。
それが受け売りなのか、はたまたれんくん自身が導き出した考え方なのかわからないけれど。
ただこちらから見てる分には、こちらへ話してくれる分には、れんくんは自身の置かれている(自身の身を置いている)環境・位置・場所を俯瞰的に捉え考えていると思う。
だからこそ、内に秘めた野心と言うかクールな見た目の内側にしっかりとした熱量を蓄えていて、それこそ“内面から光る”という表し方に重なってくるのだとも思う。*3
それと良くも悪くもれんくんは昔から人(他者)にどう見えるか、どう伝わるか気にしがち。
でも、その傾向がグループにとって役に立てるか考えるという方向に働いているのならば良いのだと思う。
グループへの貢献が全てではないけれど、少なくとも一つの事象にプラスの影響をもたらしているのであれば、良いのではないかと。

「(自分がすることによって)そこに何もなければ自己満足」
そう言えるれんくんはかっこよくて強い。


Mazy Nightのダンスを弱ペダの撮影があったからメンバーみんなと合わせる時間があまりなく、撮影後に自主練をしていたれんくん。
その話を知った際に私はれんさんは努力を惜しまない人だという感想を持ったのだけど、当の本人は「それが“努力”と言えるかわからない」と言うのだから、れんくんは本当に凄い人。
本当にかっこよくて強い人だ。




最後に本業であるアイドルについて
「僕が何かをすることによってどれくらいの人が喜んでいただけるかわからないですけど、もし一人でもいらっしゃるのならという気持ちで何事もやらなアカンなと思うようになりました。何万人は喜ばせられんかったとしても、たとえ一人でも喜んで下さる人がおるなら」
この言葉に胸がぎゅっとなった。
常日頃から口にしている言葉や見せている姿勢、臨むスタンスそのものを表していると感じたし、アイドル永瀬廉が詰まっていると思って胸がぎゅっとなったのだけど、使命と言うのは言い過ぎだろうが強い責任感がプラスされた気がしてかっこいいなと思った。
そこに続く言葉が「またライブもしたい」「ファンの方たちを直接元気づけてあげたいから」
「“直接”元気づけたい」という理由が昔からブレないところ。
言葉にするのがれんくんらしいし、言葉にしてくれる優しさも感じる。
最高のアイドルだ。



誌面を通して新たなれんくんに触れた気がする。
新たと言うか深い部分なのかもしれない。
映画(弱ペダ)を通して別の新たなれんくんに出会えるはず。
今年の夏もれんくんに恋焦がれるのだろう。




*1:どの雑誌だったか思い出せなくて探してみたけど、すぐに出てこなかったので、うろ覚えで申し訳ない。見つけたら出典を書く予定。

*2:れんくんが話してることと実際の時期があやふやになってる気もするので正確にいつのことかはわからない

*3:CLUSTERより

ペダルを回す


庭ラジや日日廉恋があるけれど、基本的に普段あまり多く自分について語る人ではない。
ところが、映画のインタビューとなると自身のことも深く問われ話すものが多く、れんくん(の内側)を知ることが出来る。
その数少ない手段ゆえに大量の雑誌を噛み締めながら読んだ。


どの雑誌でも、うち執の時よりも役作り(役への向き合い方)を具体的に話していて、うち執の撮影と去年のドラマ撮影の経験が生かされてるのだろうと感慨深い。
うち執の時に監督に演じるということがわかっていないと遠回しに言われてたのにね。

今まで以上に考え、役に向き合っていると感じる。
小野田くんがどんな人であるか、れんくんなりに考え捉えて向き合ったことの表れなのだろうなと思わされる。それほど深く掘り下げてる。
監督から「物語の世界に触れ、噛み砕いた小野田を演じて」と言われたことを忠実に守り、一生懸命「小野田くん=1人の人間」として対峙し向き合ってきたのだと感じる。
今までと比べ芯を捉えたしっかりとした受け答えになっていた。
尋ねられたことに対し的を得た回答が出来ているのもそのおかげかなと思う。

友達がいない彼が他人とどうコミュニケーションを取っていくか、なかなか目を合わせなかったり、女の子に話しかけられて驚いたり。
意識して演じたそうだ。
そういった細かな表現の仕方に言及していたのは初めてだと思う。

今までだったら完パケ(完成)を見て、表情がオーバー過ぎたと反省していたけれど、今回は「表情の出方は“らしく”なってきたのかなと思います」とも話す。
れんくん自身も手応えを感じているようだった。


初めてのことで言うと、今回の作品で初めて撮影でのチームワークについて語っている。
役者陣だけじゃなくスタッフさんとのチームワークがいかに大切かということ、チームワークは一朝一夕ではなく何度も取り組んでリズムや呼吸が感じられる、お互いの状態を感じ合うこととと話していて、文字からでも熱さを感じ、新しいれんくんが居た。
作品にかける想い、情熱が感じられる。

一方で「誰でも今は気付いてないかもしれないけど、特別なものを持っていると思います。ちょっとしたきっかけで、自分の居場所を見つけることができると思う。」「みなさんの背中を押せる映画になるといいな」と話すれんくんはファンへの言葉を述べてる時と同じ温度。
そこにはいつものアイドル永瀬廉も居た。


れんくんが「実はビジュアルが不安要素の一つでした。実写化するのであれば外見も坂道くんに寄せたいけれど、できるかな」と思っていたこと、原作ファンもれんれんのファンも気になっていたところを同じように心配していたと知り、ちゃんとそこにも考えが及んでいて責任を持って演じたのだと感じた。
だって、れんくんが「前髪なんていらないですよ」と弱ペダの原作者の渡辺先生に向かって言ったなんて珍しい。
原作者の先生が仰ってるように「本気だな」と思わされる。意気込みが感じられると言うか。
とは言え、実写化ならば原作に忠実であるべきなのが本来当然のことなのだけど。


練習や撮影を経て、自分自身も心身ともに鍛えられたと話す。
「演じることは何かしら僕の成長に繋がる」とするれんくんがとっても好きなのだけど、今回は小野田くん(役)が自転車に向き合えば向き合うほど自分もそうする必要があったと言う。
だからか、一番最初に述べたけれど、その“向き合った”証がインタビューの時点で強く感じられて、演じるれんくんに期待を寄せる。

公開が楽しみになるインタビューの数々だった。



そういえば、れんくんが映画でのお芝居で培った“表現”を通して、キンプリでの音楽活動で今までと違って声色や表情を自然と音楽のテーマに合わせられている気がする・曲により入り込めるようになったと話していたのだけど、
最近表紙が解禁される度にそこの雑誌のテイストやコンセプトに沿った表情・雰囲気を纏ってると個人的に感じていて、“紙面に棲む人”になった。
お芝居がもたらした良い影響(効果)の一つなのではと思う。

柔らかなアンニュイ具合と瑞々しさを残した美しさのある表情や雰囲気を作る醸し出すのが苦手なイメージだったから、一年経って随分と表現が豊かに、コンセプトに添うことが出来るようになったなと思った。
何と言うか、もともと表情や雰囲気に溶け込むことが苦手そうだったけれど、この数年でぐっと紙面の世界に棲む人になったなと思ってはいて、それでも影のある表情やダーク・クールにきめた姿を表現する方が得意のように見受けられたから。

演技の経験を積むたびに誌面で見せる表情、纏う雰囲気、作り出す世界にどんどん深みが増して行くので、れんくんが舞い込んだ演技仕事を真剣に真摯に取り組んだ結果の一つでもあるのだと連日の雑誌を見ながら嬉しく思う。
こんなところでも経験努力によって裏打ちされた成果成長が見れるものなのだと。

演じることに向き合い幅の広がりを見せるれんくんの成長にも期待を寄せる。

照れちゃうね



庭ラジに入所日を祝うメールが届いていた。
それを音読するれんくん。
読み進めていくにつれ駆け足になる。
割と長文のお便りだから最後まで読むのが面倒になったのかもしれない。
こういうメールは苦手なのかなと思った。
のに「おぉ嬉しい」と、独白するかのように小さいが、温度を持った返事が帰ってきた。

吐息が混じった、恥ずかしいのか戸惑いなのか何なのか少し抑え気味の「嬉しい」だった。なんだかくすぐったい。
「嬉しい」の言い方が素直で、でも小さく早口で、聞いてるこちら側もドキドキしてくる。照れ臭くなってくる。こんなれんくんの反応の仕方は珍しくて新鮮だった。
そして二言目(の感想)が「照れちゃうね」なんて、愛しくて可愛くてたまらない。
このお祝いメールと似た内容のお便りを入所してからたくさん貰っているだろうに今更「照れちゃう」という言葉が出て来るれんくんにいじらしさまで感じてしまいそうになる。
自分へのラブレターを公開音読してるようなものだから照れてしまったのだろうか。
何にしろ、数々の表現や感想や言葉がある中で、ここで「照れちゃう」という言葉を選び出すれんくんが可愛かった。

記念日に彼女から送られてきたのかと付き合ってたかと思ったと話すところは、またいつもの適当っぽいノリ(で はぐらかした)と言うかファンが喜ぶであろう言葉を選んでるようにも取れるのだけど、その後にちゃんと気持ちを話してくれた。
話すとは思ってなかったからびっくりしたけれど、とても嬉しかった。
入所日について触れることはあっても、きちんとした言葉で語られることって今まであまりなかった気がする。
だから話してくれて嬉しかった。


これからもなんか、俺から言えんのはほんと「よろしく」としか言いようがないよね。
だから、いつまぁそういう意味ではもう嫌いになられてもしょうがないと思うし、
だから皆さんが自分が応援したいと思ってる時は永瀬廉という人物を出来るだけ愛情を注いで頂いたらなと思います。これからもよろしくね。


「俺から言えるのはほんと“よろしく”」とデビューの時にも口にしていたラフな言葉を放ちながら「いつ嫌いになられてもしょうがない」「自分が応援したいと思ってる時は永瀬廉という人物を出来るだけ愛情を注いで頂いたら」と続ける。

愛くるしい。
それに不器用だと思った。
不器用というか上手く立ち回ろうとしないと言うか…
こちら(ファン)に対しても真っ直ぐだと思った。


理由や原因が何であれ自分から離れる時が(必ず)訪れることを見越しているし、応援したいと思う時・応援できる時・愛情を注ぎたいと思う時間・注げる時間が永遠ではないとわかっているのだろう。
相変わらず自分のファンに無理強いをせず背負わせない人だなぁと思う。
だからこそ愛おしいとも思う。

それと、れんくん的にファンはれんくんが愛してると告げる対象ではない(彼女にしか言わない)としているから、そういった点でもファンを縛り付けるようなことは言わないのではと思う。
自分が現実世界ではファンに対して責任を取れない、要はアイドル永瀬廉としての言葉は述べられるし行動も示せるし夢を見させられるけれど、現実となると違っていて、だから出来ない叶えられない保証できない約束はしないのだろうなと、イーブンではない無責任な言葉も紡がないのだろうなと。
まぁこれは本当に私個人の考えと言うか憶測であり、妄言でしかないのだけれど。

でも、れんくんはファンとアイドルという関係性を大切にしていると思うし、ファンとアイドルは交わることのない存在同士という線引きも大切にしてると思うし、アイドルの自分もオフの自分もファンのことも一つ一つ大事にしてると思う。
そして、ファンの前では真摯であろうとしてるとも思う。


アイドルとして、もっと主張して欲しいという声も見かける。
人気になりたい・一位になりたい・有名になりたいと貪欲な発言が聞きたいと欲する人もいる。
しかし、この在り方がれんくんなんだろうなぁと思う。
たぶんそういった主張をし始めたられんくんが“れんくん”ではなくなってしまう。
雑誌で「名前を知って欲しい」と話していたので、一言一句同じではないけれど、人気・有名になりたいというのはアピールしているよと思う。そこは知っておいて欲しい(こんな書き方をすると何様だと思われるだろうけど)
今までずっと過度に飾らず繕わず出来るだけ真っ直ぐ真摯に向き合おうとしてくれてるれんくんの声を私はなるべく逃さず拾いたい。



何度もここに書いているけれど、私はれんくんに出会えてよかったと思ってる。
中学生の頃からジャニーズという厳しい世界で揉まれながらアイドルを続けることを幾度も選択してくれてありがとう。
今日もアイドルで在ってくれてありがとう。
そう思っている。



と、長々と書いたものの、きっとれんくんはここまでのことは思ってないし考えてないだろう(笑)
こんなに反応されるとも思ってないはず(笑)
Twitterでもれんくんの言葉に対して呼応するファンの言葉や想いが溢れていた。

ある種のファンの買い被りであり、ある種のファンの期待であり、それはファンのエゴだと思うから、色々書いて呟いてれんくんに申し訳ないと思いつつ、こうやって想われることも一応アイドルの仕事の一つでもあるという……
なので、私も言えるのは

『れんくん、これからもよろしくね』

ということ。



Was Romeo and Juliet your fantasy?


2020.4.3
永瀬廉くん、入所9周年おめでとうございます。



10年目のスタートの今、れんくんは弱虫ペダルの撮影で黒髪短髪に太く濃い眉をしていて、時折一昔前のれんれんに近くなる。
でも、中身は今まで以上に強く根付きしっかりとしてきた。


一方で、不思議だなぁと思うことも出てきた。
髪色を変えただけでれんくんが持つ雰囲気(第一印象みたいなもの)はがらりと変わる。
ここまで変わるのかと驚くくらい違いがある。
造形の変化や年齢や環境によるものだと思っていたのに、成人を迎え現在のキャラクターや骨格が定着しつつある今も髪色を変える度にまるで性格も変わったのではないかと思うほど印象が変わる。
染める度に起きるその現象を不思議に思う。

もう一つ不思議なのはれんくんのアイドル基準。
「おっぱい」「たまってる」をNGだとは考えず何度も言うのに「知覚過敏」は言っていいのかと悩む。
その場のノリもあるのだろうけれど、考えなくとも後者の方がアイドルでもOKの話題だとわかるはずで、不思議だと思う。

何も気にしていないようでれんくんの中でアイドルとしての線引きや基準が存在していることは確か。
某先輩とご飯を食べ翌日に映画を観たことを先輩の方はwebで知らしめたけれど、れんくんは一切載せなかった。
載せたくないこと・載せられないことなのだと推測する。
それでも先輩によってファンは知ってしまうし、ラジオにそのことについてお便りが寄せられてしまい、話す流れになる。
webには書かなかったが、お便りに答えるというファンサービス(行為)は拒否しなかった。
ただ最後の最後に「よう知ってんなぁ」と若干嫌味っぽく言い放った(しかも声のトーンが低い)
だからwebの個人連載に書かないだけあって、お便りが来るまではやはり具体的な内容等話さない方向でいたのだと思う。
ほんの一瞬ベールが剥がれ落ち、れんくんの本音と言うか心情が覗いた気がしてドキッとした…。
コンサートで見せられるカンペを大量に捌くかのように詳細をぺらぺらと話した後にも関わらずだ。
逆に言えば、ファンから向けられた矢印に応えるのが仕事(ファンサービス)だから拒否せず話したのかもしれない。
ファンが求めることで実現可能な範囲までは応えようと思い仕事に臨んでいるのかもしれない。

なんて、全てこれっぽっちも何の意図もないのだろうけれど。
久しぶりに苦味を覚えた。
ちょっとしたことで考えすぎ囚われすぎだけど、私にとって忘れられない一つのれんくん。



昔から自分の声の高さを推してるところが好きだし、同世代の平均の声より高めなのを自覚してるのも好き。
自分の笑い方が特徴的だと気付いてるのも好きだし、試行錯誤して今でも関西弁を話し続けてくれてるところも好きだと思う。
こういったれんくんの自己認識のような部分を知ると好きが増す。

普段の話し声はアイドルとして喋っている時よりも低くローテンションだと言う。
メンバーと私語を話しているところとかを見てきたから、なんとなく普段は低いんだろうなとは思っていた。
本人が意識している部分だと改めて判明すると、アイドルのスイッチをオンにしてテンションを上げて、きちんとしたアイドルの姿で臨んでくれてるんだと好きになる。
れんくん自身がアイドル永瀬廉を保ち守ってくれてるんだと。
私にとってアイドルらしくて惚れる一つのれんくん。



10代後半の頃ありとあらゆる意味でれんくんに対し不安視ばかりしてきた(疑いの目を向けてきた)から、デビューした今も明日は我が身ではないけれど、それに近い気持ちを持ち合わせながら応援しているところがある。
れんくんが常に不安定で危うくて見ていて何度も嫌になった。気が緩むと、その時の黒い影が再びじわりじわりと忍び寄って私の心が覆われそうに喰われそうになりかける。
だからデビューの魔法だと思ったし、いつか解けるのではないかと危惧もしてしまう。

そこに、黒い渦を消し去る言葉と姿をれんくんは提示してくれる。
この前出た雑誌でれんくんの言葉に「進化や成長は周りが決めること」とあった。
いくら努力してる頑張ってると自分で言っていても成果(結果)を出さなければ周りが認めなければ、それは努力してることにならなず進化や成長にもならない。
そのことをれんくんが理解しているのだと知り安堵した。そして理解しているれんくんが好きだ。
今までどんな時もどんな状態でも、必ず次のステージへ進む・高みへと一段一段上って行く・諦めずに絶対に勝ち取ってみせるという姿を見せてくれてきたので言葉に説得力がある。
体現しているからこそ言えることであって、本当にかっこいい。

この“物事に打ち勝ち手に入れる力”はデビュー以降ますます強くなったように思う。
言葉だけなら誰でも口に出来るし言葉で繕うことも出来るが、れんくんの姿は真実であり事実だ。
これは私にとって好きな一つのれんくん。



はしゃぐメンバーを見て柔らかな笑みが溢れるれんくん。れんくんは今楽しいと癒されてるんだろうと感じる。
そんな瞬間が近頃増えた気がする。
メンバーと居ると笑わせてくれる楽しいと「(メンバーと一緒にいる時間は)めっちゃ笑顔になれる楽しい時間」と話す通り、れんくんの顔に笑顔が咲いている。嬉しい。
れんくんの居場所があると感じると言うか…れんくんがKing & Princeをホームとしている、King & Princeがホームとなっているのだとわかり、心があたたかくなる。
メンバーの輪から離れたくないという言葉だけでなく表情や態度に自然と表れる、それはちょっとした変化かもしれない。

10年目もひた走り変わって行くれんくんに私はきっと目が離せない。


公私ともに充実した一年になるよう祈っています。
今日もアイドルで在ってくれてありがとう。

濃密なフォトストーリー



今年のカレンダーも写真集みたいだった。
と言うより、去年以上に写真集っぽさが増していた。

3人の写真家の方それぞれのシチュエーション(設定)で撮影。どれもコンセプト(テイスト)や撮り方が違っていて、違った分好きなポイントがあったし、どのシチュエーションも好きでたまらない最高の一冊。

黒スーツで着飾る写真はどれも強いと感じ、パジャマで寛ぐ姿は陽だまりのように優しいあたたかさを感じ、遊園地ではしゃぐ姿はやんちゃな男の子を感じ、自然の中では等身大の男の子を感じ、躍動感のあるポーズを披露する姿はアイドル性が光っていると感じた。
ただ某遊園地で撮影された写真はどれも寒そうだったけど(笑)*1



一番好きなれんくんは7月17日。
自然体で柔らかな表情に作り込みすぎてないはにかんだような笑顔が好き。
カメラに向ける顔がこんなに柔和なこともあるのかとドキッとする。親しい間柄にしか見せないとも取れるお顔。とても好きだ。
ちなみにパンダと一緒に写ってるけれど、ここでのソロカットは「好きな動物と一緒に撮影」らしく、他にも動物がいる中パンダを選ぶなんて、もしかして自らレンレンとれんれんを推してきてる?と思った(笑)

あとは9月23,24日と10月16日。
9月23,24日のれんくんはこれもいつもよりほんのちょっと柔らかい顔をしてる。
そして見てる人(写してる人)の目を見る、まるで目が合ったかのように感じてドキドキする。好き。
このお顔もまた親しい間柄にしか見せない気がした。
10月16日のれんくんは目がとろんとしていて愛おしい。なんとなく少し儚い。やわく脆ささえ感じられて愛くるしい。守ってあげたくなると言うか。
完全に寝ている表情は雑誌等で見かけるけれど、こういった半分夢見心地のようなアンニュイな微睡みのある表情はあまり見たことがないのできゅんとした。*2

アイドルっぽさで言えば2月10日と2月20,21日も好き。
10日の飛んでるれんくんがとってもかっこいい。ライブでポップアップから飛び出して来る姿を彷彿させる。
20,21日もライブで見かけられる姿でもある。けれど、計算された脱ぎ方にアイドルらしさを感じて惚れ惚れするし、横顔がかっこよくて「美」
背中も綺麗で見惚れる。

ちなみに個人的に刺さってるのは3月15,16日。
光を通さない瞳 どこを見ているかわからない意思を持たない目 無機質でドール(人形)みたい彫刻みたいだと思うのに、どこか艶かしさがあって、たまらなく好き。
首のしわが生身の人間だという証拠で興奮してしまうし、顔に添えられた手も綺麗で、そこも唆られる。やばい。*3


そういえば私の誕生日はれんくんのソロカットだった。
単純だけど嬉しかった。




最後にロングインタビューが収録されていて、カレンダーの付録という位置付けになるのかもしれないけれど、読み応えがあってよかった。

紫耀さんが「最初にグループで有名になりたいという欲がある」「本業は歌って踊るアイドルグループの中のひとりなので、まずは一足のわらじを履かないと」と、バラエティに引っ張りだこの現状でそう答えていたのは頼もしかった。
そんな頼もしさもありつつ、かいちゃんが神宮寺くんについて「みんなで意見を出していったんですけど、神宮寺が全部きれいにつなげれてくれた」「自分たちのやりたいことをそのまま、意思に近い状態で見せることができたのは神宮寺がまとめてくれたから」と話した。
それに対し「だから小麦粉みたいだよね」と言う紫耀さんがとても紫耀さんらしいし、そのセンスが好きだと思った。
そして、つなぎ=小麦粉となるのは料理してるからだろうからときめき度が高い。
紫耀さんの「小麦粉みたい」と聞いて「どういうこと?」と疑問に思うかいちゃんと違って、れんくんが「つなぎってこと?」とすぐ紫耀さんが指す言葉の意味をわかってるのも良かった。


れんくんについて他の人の時より語っている人が限られていたのがちょっぴり悲しかったのだけど、れんくんの仕事に対する意識を知ることが出来て良かった。
特にれんちゃんが「自分ひとりでは何もできなくて、King & Princeだからこそ仕事を頂けてる」と考えてるところが胸に刺さった。
去年の時点でソロ仕事はグループのことを知ってもらいたいという思いでやっていると話していたけれど、本格的にソロ仕事をこなした一年を経て、こう感じているのだなと思うと胸がぎゅっとなる。
れんくんは常に自分自身のこと・置かれている立場や環境を冷静に見ていると改めて感じさせられる。
でも、この言葉はマイナスの意味ではなくて、精進する姿勢の表れだと思う。
れんちゃんは負けず嫌いで密かにめらめらと闘志を燃やすタイプ、一方で情を大切にする思いやりのある子だから、きっと自分のためにもグループのためにも頑張ろうと前を向いているのだと思う。
「ソロで仕事をいただく時は、ひとりでも多くの人にグループのことを知ってもらえるといいな」という思いでやってるように「(グループに)ちゃんと還元したい」という言葉で締め括ってる。
そう思ってるところがれんれんらしくて、上手く行きますようにとますます強く願ってしまうよ。

そして、れんくんが願うのならば、実力をつけながらこのみんなと着実に歩んでいけますようにと私も願う。



*1:実際寒くて大変だったみたい

*2:撮影中に本当に寝てたみたいだけど(笑)

*3:ただのヘキなのは自覚してる(苦笑)

21と23のmemorial


れんくんが紫耀さんとの2歳差を気にしているのも可愛いし、誕生日が近いことから誕生日パーティーを合同にされるんじゃないかと懸念しているのも可愛い。
そして、まさにその“懸念していたこと”が帝劇で起きた(笑)
それなのに紫耀さんと肩を組みツーショットを撮ってる時の顔が最高に良い顔をしてた、その事実が何とも言えない。
ほんとは素直なのに素直になれないね(笑)




2020年1月22日

LGTTを歌い終わる頃に急に後ろのスクリーンにVTR用の枠が映った。
岸くんと神宮寺くんの映像が流れ始め、ステージのライトも客電も消える。空気を読んで座り込むジュニア達。
紫耀さんははしゃぎながらスクリーンが見える一番前(ステージ後方)まで走り込んで座り*1、れんくんは「???」とハテナを顔に浮かべながらも皆んなに倣い背中に手を遣りながら一番後ろ(客席側・立ち位置のまま)にもぞもぞと座った。
神宮寺くんかられんくんへの誕生日メッセージ、岸くんから紫耀さんへの誕生日メッセージが送られた。
最後に2人がハッピーバースデーを歌って動画は〆。

終わってライトが点いた途端、岸くんが紫耀さんの名前を出しながらも思いっきり滑ったので「俺の名前出して滑らないで!!!」と紫耀さんが大声で突っ込む。
けれどとても喜びに満ち溢れた表情だった。

そこでかいちゃんがバースデーケーキを運んできた。
暗転中にひょこっと飛び出し袖に駆けて行く姿があった、ケーキを取り行くかいちゃんだった。

紫耀さんもれんくんも「まじか」と嬉しそうで、特にれんくんはちょっと照れ臭そうでもあった。
紫耀さんが「みんなに誕生日祝われたの初めて!」と興奮気味に言うのに対し「そっかぁ初めてかぁ!」って先輩ヅラするれんくん(笑)可愛らしかった。

21と23という2人の年齢(数字)のロウソクがケーキに刺さっていた。
当然一緒に同時に消す流れなのに紫耀さんに両方とも消されて「一年に一回しかロウソク消さへんねんぞ!!!」と怒るれんくん(笑)
そして、誕生日を祝われテンション上がって「ビール飲みたい!!!」と発言し、ジュニア達に一斉に否定され、かいちゃんには「まだアイドルの時間だから!」と注意を受けていた(笑)

れんしょが肩を組みカメラ(スクリーンに映し出す用)に向かって笑顔を見せる姿はとても愛らしく美しく、誰よりも綺麗で、そんな情景を見ることが出来て幸せだった。
その瞬間は絶対世界一のアイドルだったと思う。


「とうとう生クリーム塗れになる時が来たかあ」と紫耀さんは前髪をかきあげ、顔面ケーキをされる気満々(笑)
一方、れんくんはその発言を聞いた瞬間嫌そうな顔して(笑)「廉もだよ」と言われ本気で嫌そうな顔してて笑った。

iPhone取ってきて」と何回も言うれんくん(笑)
指で画面を押す動作をしながらiPhoneが来ないか来ないか袖を気にするのがほんと可愛くて。
しきりに「ケーキ単体で撮りたい」とも言っていた。
日頃からそういった記念日みたいな特別なコトは大切にしているのかもと、思い出として残しているのかもと、ほんの少しリアルなれんくんを見た気がしてドキドキした。
それに、紫耀さんが早く顔面ケーキやりたそうにしたら「(顔面ケーキ前に)この状態を撮りたいねん」って半分懇願してる感じで言っていて本当に可愛かった。愛しい。

iPhone待ちの間「ごめんな、後でみんなにエアドロするから!!!」とれんくんお得意のエアドロ芸をすると「れんくん、嘘つかないで下さい」とゆうぴーに叱られ(笑)
なかなか携帯が来なくて待ち時間がどんどん伸びると「終電大丈夫?間に合わんかったらドンマイやな!」って割と酷いことを言う(笑)


れんしょに不満のある人がケーキをぶつけることとなり、紫耀さんは浮所くん。
「俺の方が鬱憤が溜まってるわ」と紫耀さん(笑)
紫耀さんは前髪を上げてケーキを投げられる気十分で逃げてもないのに、紫耀さんの背後に回って、紫耀さんの頭を両手でガシッと掴み「今やーー!!!」と浮所くんに向かって叫ぶれんくんはとても楽しそうだった。

それかられんくんの番。
「ほんまにやんの?」とずっと嫌そうな顔してて(笑)無理矢理ジャケット脱がされる(笑)
紫耀さんが顔面ケーキ喰らった後「はい、さぁ“君にこの歌を”を歌いましょう!さぁさぁ!」と言って前に出て来て逃げようとする(笑)何してんのって引き戻される(笑)

れんくんにケーキをぶつけたい人に 大光、ゆうぴー、矢花が挙手。
「この3人かよ、だるい」と選ぶのを迷ってたら、ダチョウ倶楽部形式で「じゃあ俺!」としょうかい(笑)
ケーキに針が入ってるからケーキを手で取って投げるので、紫耀さんは盛り盛りにスポンジとクリーム掬ってて、れんくん「生クリーム多すぎやろ!」
しょうかい同時に顔面に投げて、かいちゃんはぶつけるだけだったけど、紫耀さんはれんくんの顔に円を描くように塗り塗り(笑)
おかげで鼻に詰まって、声は鼻声になるし最後まで鼻をかんでいた(笑)

顔面ケーキのためにジャケットは脱がされたのはもちろん、舞台用のマイクも外していたので、ケーキをぶつけられた後に感想を求められ、そのまま喋ってもあまり聞こえず。
「あ、マイク。。」とれんくんが零したら、紫耀さんが探してくれて、結果かいちゃんが見つけ口元に持って来てくれた。
しょうかいにお世話されてる姿が可愛かった。


顔面ケーキ後にれんくんから紫耀さんと肩に手を置き「写真撮りたい!」と言って一緒に撮った。
ケーキが出てきた時から紫耀さんと撮りたそうで声掛けるタイミングを図っていたと思う。
だって、最初に「ケーキと(俺と紫耀)撮って」と言ってた。
その時にゆうぴーさんとかがどうしよ〜となる姿を見て「もちろん皆で撮ろう!」とケーキとJr.と客席で撮る流れにしていたから。
でも、そんなれんくんに惚れた。
そして顔面ケーキ後に紫耀さんに一緒に撮りたいと進んで言う。愛おしくてたまらなかった。
「2人で撮ろう」と聞き「撮って」と頼み、自ら肩に手を置きに行く。ほんと可愛い。
またその時のお顔が本当に本当に良い顔をしていて最高に好き。


最後に紫耀さんが「King & Prince愛してます」と言ったら、すかさず「Me too!」と言ったれんくん。
れんしょもKing & Princeもこれからも仲良く過ごせますように。


たいして顔に付いたケーキを取ることもなく「君にこの歌を」を普通に歌い始める(笑)
その光景は非常におかしく、当然客席からクスクスと笑いが起きた。
「しーっ」と笑わないようにと言う紫耀さん。
ケーキが付いたままでは無理がある(笑)
それでもいつもと変わらず歌い続けた(笑)

れんくんは鼻の中に入ったクリームを取るために鼻をかむけど、なかなか取れなくて、最終的に鼻の穴に指を突っ込んでて(一応ウエットティッシュを入れるため)アイドルなのに大胆!と思った(笑)
呼吸しづらいし歌いにくそうだった(笑)
ウエットティッシュの箱を抱えて歌う姿は滑稽だったけれど、何枚も取り続け、最後手を突っ込んで「あれ?」って顔をして中を覗き込みごそごそ手を突っ込んで「ない…」とクリームを取りきることを諦めらなければならないと悟ったお顔が愛しかった。




♥︎:ファンの数
#しょうれん誕生日
#いつになっても
#いくつになっても
#アイドルを楽しもうね
コメント:お誕生日おめでとう

ケーキはインスタ仕様。
かいちゃん「2人のツーショットがないか探したんだよ。そしたら発売前の写真をduetさんが貸してくれました!ケーキのデザインした人誰だと思う〜?(ニヤニヤ)」
れんくん「この生クリームとか…」紫耀「あぁ確かに」
かいちゃん「おい!(怒)俺だよ!!!!」

安定のやり取りもあった(笑)




岸くんと神宮寺くんのVTRが流れ、かいちゃんがケーキを運んで登場し「いやぁまじか!」と嬉しそうに照れ臭そうにするれんくんはとっても可愛かった。
ハタチ(21)の男の子だった。
アイドルの時のカッコつけた姿ではなく自然と可愛かった。ほんと愛しい人。
だから一気に30になりたいと言わずに一年一年、一歳ずつ年を重ねて行ってね。大事にしてね。愛されていてね。

ただ神宮寺くんからのお祝いVTRに「携帯いじりすぎ」と言われていたので、どれだけiPhone触ってるの(笑)と思った。電波探しも程々に(笑)




この日は永瀬担が多く入っていたと思うけれど、
だとしてもハッピーバースデーを歌い客席から祝福モードの高まりは凄かった。
これ以上ないほどの多幸感に溢れていて、こんなに愛される2人で嬉しいと思った。
ファンからの気持ちに応えるかのようにキラキラ輝く素敵なお顔で2人がいるから、ますます嬉しくなった。大好き。
これからも多くの人に愛されますように。




れんくんが紫耀さんとの年の差を気にしてる感じがいじらしい・可愛いけど、そこには色々な想いが詰まってる気もして、その言葉を(本人から)目にする度に胸がぎゅっと掴まれるしちくりと痛む。
2人の関係性を数字で表し可視化したかのような年の差は私にとってこれからも愛くるしいのだろう…。



2020年1月22日帝国劇場でたくさん最高の笑顔を見せてくれながらも照れていたれんくん。
だけど、最後の方によく見たら涙目になっていて、それは鼻の中に入ったクリームのせいなのか、それとも嬉し涙なのか。。
何にしろ愛おしくてたまらなかった。


21歳のお誕生日祝えてよかったし、今回もお誕生日を祝わせてくれて本当にありがとう。
改めて、永瀬廉くん、21歳のお誕生日おめでとう。
平野紫耀さん、23歳のお誕生日おめでとう。

*1:れんくんのお祝いと思っていたっぽい

僕らのShow must go on


RIDE ON TIMEでジャニーズアイランド期間の密着が放送された。
『好き』という気持ちが肥大し心が押し潰されそうになった



「5分前です」とスタッフの声が響き渡る中、狭い通路で3人が並び、白とゴールドを基調とした豪華絢爛かつ重厚感のある衣装に着替える場面から始まった。
映ったれんくんは上半裸で「待ってください、マイク付けてなかった」と限られた時間でルーティンをこなす様子が見て取れた。


太鼓を練習する様子が流れる。
編集の仕方もあるのだろうけれど、れんくんは何度も同じところを確認していた。
本人曰く「何回かやらな思い出されへんから」「普通っすけどね、できないところをやるっていう感覚なんで」とごくごく当たり前のことだと、普通のことだと話す。
本番のれんくんは太鼓を叩いてる間、虚無の目をしてることが多くて、どうしてもその時の顔が浮かんでしまうが(苦笑)裏ではこんなにも稽古を重ねていたのだと知ると本番での態度が勿体ない気がした。
れんくんは至って普通のことのように語るけれど、並大抵のことではないのに。
でも何も考えないことで2ヶ月乗り切ることが出来ると前に雑誌で話していたし、大変だからこそ叩くこと以外に神経が行き渡らないのかもとも思う。
今回一人ずつスポットライトが当たり一人で叩くパートがあって、力強く叩いていた姿を思い出した。かっこよかった。


CHANBARAの練習が始まる。
すぐにれんくんの顔が曇っていた。一部分しか流れていないけれど、確かにその時点でしょうかいが先に進んでいることが見てるだけでもわかった。
表情から嫌になる程そのことをきっと誰よりも本人がわかっているだろう。
1人遅れを取ってると感じ、15分後「1人ずつでやりません?みんなでじゃなくて。教えてもらっていいですか?」と提案する。リハ着の上に着た黒のジャンパーもいつの間にか脱いでいた。
そして30分後に「ゆっくり一緒にやってみる?」となった時に渋い顔していてまだ苦戦していると窺えるのが何とも言えない…。
ゆっくり3人で踊る様子も流れるが、やはりれんくんだけ振り覚えがまだ出来ていないようだった。
帝劇で観た時にこれは本当に難しく大変だと心の底から感じたけれど、想像以上だった。
でもそこで逃げない強さを昔から持っているのがれんくんだと思う。

個人練習の時に遠巻きにれんくんを気に掛けるかいちゃんが映り胸がぎゅっとなる。
3人で合わせて練習した際にれんくんが苦戦してるとわかってるから真っ先にアドバイスをする紫耀さんにも胸がぎゅっとなる。
「わかった」「(廉が)回ってくれれば」と解決策をお願いする形で提示し、れんくんのみを責めたり修正するようにせず「俺がぶつかりそうになる」と自分も良くないと話す紫耀さんのれんくんを想う気持ち、れんくんをなるべく尊重しようとする姿勢にたまらなくなる。
そして、その時に「ごめん」と付ける紫耀さんの優しさ。
続く、かいちゃんのアドバイスもれんくんを想ってというのがよくわかる。

れんくんを助ける為でもあり、パフォーマンスを成立させたい良くしたい為でもあるしょうかいのアドバイス
そうやってアドバイスしてくれる頼もしさと優しさはもちろんだけど、2人の気持ちを汲み取って真っ直ぐひたむきに頑張るれんくんに胸が打たれる。
3人で活動してきてずっと2人に追いつくために負けないために、2人は早いけど自分は一歩ずつと言っていたようにれんくんのペースで頑張ってきた証みたいだななんて思った。

最終的に「今回のやつで一番好きなのはCHANBARA」「いざやっぱやってみて振りが体に入ってやると楽しい」「ダンスしてるなって感じ」とれんくんから聞けて本当に本当に嬉しかった(泣)


初日本番の前にチェックポイントを確認し決めて行くところで、紫耀さんが立ち位置を確認してる相手がれんくんだった。
尋ねられたれんくんは「あそこは1。1だよ。」と返していて、れんくんが紫耀さんに頼ってもらえる瞬間もあるのだと思った。こんなことを思うのはれんくんに失礼だけれど。
昔まいジャニコンの時にれんくんがひたすら立ち位置をメモしていて、紫耀さんに立ち位置をメモして覚えるように言ってたことも思い出してしまう。
それぞれの役割がすでに出来ている、ハタチそこそこなのにごく自然に。


れんくんが逃げずに嫌がらずに練習を地道に重ねること、真っ直ぐアドバイスをきくところ、ダンスが天才的に得意な2人と共に在るために折り合いや取捨選択をしてきたこと、それは凄いし偉い。
だけど、はっきり言ってしまえば2人のレベル・スピードからすると足手まといであろうれんくん。
そんなれんくんを置いて行かず待っている、見守っている、必要な時は支える しょうかいも凄いし偉いと思う。

ほんとにれんくんがしょうかいと並んで踊れるという事実は昔のれんくんを思い出すと余計にどれ程までに凄いことか。
血の滲むような努力が存在してるはずだけれど、そんな稽古日に写真を撮って しかも連載に載せてくれたり、「覚えるのが大変」としか言わなかったりする。
負けず嫌いなのもあるんだろうけど、ほんとれんくんって人は…
でも努力を見せず飄々と振る舞っているところからしても、ファンからそんな視点で見られたくない 見せたくないのかなとも思うので、あまり努力に言及しないでおきたいとも私は思っていて。
だから見せてくれる姿を思いっきり楽しもうと思ってる。
それでも裏側にこういった姿があること忘れないでいたい。


決して見せない努力をほんの少しだけ見せてもらってぐっと来たり胸がぎゅっとなったり、ジャニーさんのことで泣いてる姿を見てしんみりしたけど、最後にれんくんがみかんを剥いてる姿が映ってて「ながせのつぶやき」にも書いてたなと微笑ましく思った(笑)

「2年目を駆け抜けたKing & Prince」と言われ、それぞれを端的に表す言葉が添えられる。
れんくんには『その幅を広げようとする者』
ただその時に前回の「おっぱいNGっすか?事務所」というシーンが再び使われていて、ほんとれんれん(笑)となった(笑)




れんくんがShow must go onについて「(ジャニーさんは)言葉は言うけど、その深い意味は言わずに」「自分達で解釈して、だから自分の判断かと思いますよね。お客さんがおる限り続けなあかんけどね。」と話す。
途中でインタビューはカットされているので、オンエア内容ではれんくんの言いたかったことは半分にも満たない可能性がある。

ただその話を聞いて、今回の帝劇で最後に『成長し続けること・学び続けることが自分に課された使命だと思ってます』と話していたことを思い出した。
現時点でのれんくんの答え(意味)がこれなのかもしれない。