いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

少年と大人の間に棲む



2021.4.3
永瀬廉さん、入所10周年おめでとうございます。

とうとう11年目に突入。齢の半分をジャニーズ所属のタレントとして過ごしていることになる。
そんなれんくんは連日映画撮影の真っ只中だ。
去年の今頃も弱ペダで残り僅かな撮影を熟していた頃だっただろうか。
こんなに毎年演じる機会に恵まれるなんて思ってもみなかった。
しかも今年は日本アカデミー賞新人俳優賞を授賞までしている。
去年、弱ペダの時に「目標を立てずに今いただいてる仕事を全部全力でやって、それがどんどん繋がって、結果どうなってるのかっていうのを楽しみたい」と話していたけれど、れんくんの指す「結果」の一つが新人俳優賞授賞になるのかな。
初め、目標を持たない立てないと聞いた時、じゃあ何を目指していて何をモチベーションとしているのかと疑問に思ったけれど、今となっては納得できると言うか、今れんくんが見せている姿によって示されていると感じる。
頼もしい人だ。
遅ればせながら、新人俳優賞授賞おめでとうございます。

授賞コメントで「少しでも華を添えられるように」と話していた。
“華を添える”と言うのは“若さ”だったり、“その人自身の華”を指すこともあり。時には“アイドルが持つアイドル特有の華”を指すこともあるだろう。
そのアイドルらしさの華が映える・必要とされる場合もあれば、逆にその華が邪魔になる場合もあって、どうしてもれんくんはアイドルの方の華が滲み出てしまう気がしていたけれど、弱ペダでは華と言うか“らしさ”が消えていたなと思う。
髪型補正が大きいとは思うが(笑)
本業がアイドルであるので、華を添える役割だと自身を認識することは正しいことだと思う。
けれど、演技における華という要素はとても難しいものであるから、華の作用を上手く操ることができるよう願うばかり。
*1



そして、10年間アイドルとして走り続けたれんくんから「ファンを幸せにする使命背負ってる」という言葉が出てくることが多くなった。
こんな言葉がれんくんから出て来るとは!!!
どんどん完璧なアイドルになっていて驚く…少し前ならばこういった言葉は出てこなかったと思う。
ちょっぴり淋しくもあったりする。
でも冗談っぽく話すところに今までのれんくんが居て、なりきれないところが好きだな、なんて。
とは言え、「ファンを幸せにする」が咄嗟に出て来るのはなんだかんだ愛だなあと思うの。
ファンに向けたファンにのみ渡される(適用される)愛という感じ。
「多くの人を幸せにしたい所存」からは仕事を頑張る気持ちや意気込み、そして包容力を感じ、好きしかない。

幼い頃から出会ったもの一つ一つこぼさないように背負って歩んで行くれんくんが好き。
ラジオで「ファンを幸せにする使命を背負ってる」と話していたけれど、雑誌では「ファンのみなさんの思いも背負っていかなきゃ」とまで話していて、何か心の変化があったのかなあなんて思う。
すでに十分すぎるくらい背負っているのに。
東京に来たばかりの頃 関西のファンから重みのある想いを託されていたように思うし、東京でジュニアの中で最前線に居た時も一気にファンが増えて様々なイメージ(像)を持たれて、しばらくはその重圧に耐え、そしてデビューによってグループでの飛躍と個人としての活躍を願われ、またデビュー以降は付け加えて個人仕事に輝く夢や期待をますます強く抱かれている。
様々なことが変わる中で「背負う子」というひとつのイメージはずっと変わらないかもしれない。

何よりそういうことをちゃんと言葉にしてくれるのが愛だなあと思う。
言葉にしなきゃ伝わらないとわかってるのか、いつ如何なる時もファンに伝えたいことは必ず口にしてくれる。
そんなれんくんが好き。
それにしても「愛=リュック」と表すれんくんのチョイスがお茶目で可愛くて愛おしい。

未来はわからないから口だけとなるかもしれないけれど(苦笑)でも現時点でれんくんは背負い、「ついてきて」と言いながら前へ前へと進み続けている。
見せてくれる景色・連れて行ってくれる場所はとても素晴らしくて楽しくて、私は後方支援(応援)してるだけで幸せ だし、れんくんが背負わなくても勝手に着いて行く。
11年目はどんな言葉をくれるだろうか。どんな姿を見せてくれるだろうか。


元気で健やかに、更なる飛躍を。
これからも私なりに応援しています。



*1:先輩の言葉を借りているので大っぴらには言いにくいけれど。