いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

いつしか君の面影は消えてしまう


金髪ですらりと伸びた手脚、完璧なスタイル、まるで人形のよう。
ライトが当たると神々しく輝く。神聖な美しさ。
ライトを浴びながらThe Dream Boysを歌う姿は絵画のようだった。

彼のファンがよく使う「二次元から飛び出してきた」
まさしく“それ”だ。

外周でもトロッコでも天井(上の方)まで目を配り手を振っていた。たぶん上まで気を配るよう意識していたのだと思う。
ドームで公演をする際の正しい在り方であり、常にそのことを頭に置いているとわかる在り方でもあって偉いと思った。
その姿はとても崇高でとてもアイドルだった。

おふざけコーナーでは振り切って暴走したりボケのキャラを徹底したり、そんな風に振る舞うようになっていて愛おしかった。

私が見た公演ではファンサに応えてはいたけれど、アリーナクラスの時ほど高速捌きじゃなくなっていて、久しぶりに最後の方の松竹で見かけた聖母のような慈愛に満ちたお顔でファンサし微笑むれんくんがいた。
あたたかくて優しいれんくん。
この表情懐かしいな〜って気持ちになる。
記憶を辿ると最後の松竹座の頃だった。とっても柔らかい表情をしてたの。
この慈しみ深いお顔を見るのも好きだったと思い出し、何年かぶりに見たその時と近いお顔を見てやはり好きだと改めて思った。
そして、細くて長い指がドームだと映える。
リングも付けてるから目立つのだろうけど、お手振りしたり指差したりする時に伸ばした指先が美しくて惚れ惚れした…好き。


今回の最後の挨拶にファンを想った言葉を紡ぐことが多い印象を受ける。
こんなことも言えるようになって!と大人になったことを感じぐっとくる反面、ちょっとホストっぽさを感じてしまうのは否めない(笑)
とは言え、いつもこちらを気に掛け気持ちを汲み取ろうとする姿勢を見せてくれるけれど、いつも以上に優しく寄り添おうとしてくれていて、それはドームという大きな箱になったことで物理的距離はもちろん、ファンに生まれがちな心理的距離を感じ取って埋めようとしてくれてるのかななんて思ったりする。
考えすぎ・買い被りすぎか(笑)

れんくん、とっても大きく見えたなぁ。
体つきが大人になったのかなと考えていたけれど、コスプレの時を見るに体格はほぼ変わっていなくて。
持つ雰囲気と言うか纏うオーラが以前よりも増したのかもしれない。デビュー以降絶え間なく走り続け外の世界に揉まれ自己と周りと闘い己を高めていく中で自然と。
先輩のバーターとかではなく、ありがたいことに基本“主演”として、主演以外では有名な方が主演の学園ドラマ内で学生の中のリーダー的キーパーソン的存在(脇役)として、大御所の方々が多い朝ドラで脇役として、外の世界と向き合ってきて、実はグループの中で誰よりも常に荒波の中でもがいてきたと言っても過言ではない。
れんくんのことを中学生の頃から輝いてると、煌めきがあると思ってきたけれど、それでも今回のセンターやメインで歌い踊る姿はとても鮮烈。
圧倒的な華を感じ、凄い…と息を呑むドキドキする瞬間が多かった。
自信や意志のある強さと華麗さ。
れんくん自身から光が放たれるような感覚。本当にかっこよかった。
今までに感じたことない気高き強さを持った光がれんくんから出ていて感動した。
経験し得たことが糧となりれんくん自身の纏うオーラが変わっていく、その変化を今目の当たりにしているんだと 変わりゆく真っ只中を目撃しているんだと、ドキドキする。

それでも目の前に立って見せてくれるお顔は変わらず優しくて、真っ直ぐ見つめてきて、あぁ好きだ 大好きだと実感する。
ドームで周りのファンとのスタンス*1の違いを感じて疲れたし、昔のようにいっぱい現場に足を運べないけど*2私はやっぱりれんくんしか無理だと悟った(苦笑)
今回で最後にしようかなと考えていたのに、こんなに好きだと実感してほんと笑うけど離れられない 情けないほど致命的なほど好き(笑)

今後どれだけのパワーを秘めているのか知りたい 魅了する圧倒されるような光を強く放つれんくんをもっと見たい 目撃者でありたいと思う。


遅ればせながら11周年おめでとうございます、12年目も遠くから見守らせてね。


*1:近くのタレントより遠くの自担、Jr.の頃の話に無反応、Jr.時代の振付や曲はわからない

*2:まぁ昔からそこまで行ってないが (笑)