いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

開花の時を迎えて


映画雑誌読了



れんくんを深掘りする内容が多く、れんくんも求められるものに熱を込めて応えるかのようにいつも以上に語っている印象を受けた。

今回れんくんが話してくれたこと・教えてくれたことはとても中身が詰まっていて「永瀬廉」をいつも以上に浴びてる気持ちになる。
おかげで「れんくんのことが好き」という気持ちも高まって昂ぶってアドレナリンが湧いてくるぐらいだ。


役作りのために数々の映画を見たとか、テレビドラマを参考のために見たとか、初めて知ることばかりだった。
役のバックボーンを考え台本の空白に書き込むことを教えてもらって実践してみたり、
台詞を読み込んで覚えることが経験の少ない自分が出来ることだと他人の台詞まで言えるほど覚えたり。
当然だけれど、普段載っているアイドル誌では聞けない内容で新鮮だった。

アドバイスを受けて、それを試すためにももっと演技をする機会が欲しいと貪欲に喰らいつこうとする姿も窺えた。

インタビュアーの方に 発声の仕方が普段と違う・いつもよりソフト と言われた際「18歳の少年だから太い声は違うと思い、声の出し方を意識した」と話す。
そこも考えていたんだとハッとさせられたし、何より予告が解禁された時にヲタクが予想以上に声がかなり高いと騒いでいたけれど、それはある意味本人の狙い通りだったことになる。
一本取られたと言うのかな…それって凄いことだ。
セリフが耳に心地よく響いて声も魅力 と言われると、「自信に繋がるから本当に嬉しい」と喜びながらも「清原翔くんの声が低いからちょうどいいバランスだったのかも」と返す。
れんくんの自分を客観的に考えられるところが好き。
そして最後「この声に産んでくれたママに感謝」と〆てるところはいかにもれんれんで、もちろんそこも好き(笑)


それにしても、こんな風に役作りに取り組んでいたことを去年一切ちらつかせなかったことに驚くし、そんな素振りを一切見せないれんくんが好き。
もちろん話す場がなかったのもあるのかもしれないけれど、近況等を知らせるところでもあまり触れなかったように思う。
相変わらず努力を自らは言わない。


演技経験が少ないと言うがジャニーズの舞台には数多く出演してますよね と言う問いに対し「舞台と言うよりショー要素が強い独特なので」と斬る。
私も観客として何度か足を運んでいるけれど、確かに特殊で独特であれを舞台と呼ぶのか悩むところ。
れんくんもその辺りを別物と判断してるんだと知った。
これはある意味自身の活動や経歴・所属先の興行を否定するような発言であって、そんなことを話せるのは冷静に物事を見ているからだと思う。


初めての本格的な演技と言うだけあって、
「本読みだけで痩せそう(痩せたと思う)」「本読みで両隣に村上さんと奥田さんがいて緊張で顔を上げることすら出来なかった」
と話していた。
れんくんの中で相当大きな経験となったのだと感じる。
今までやってきた仕事とは重みが違ったんだろう。


そんな真面目な内容が続く中、
合間に中学校の担任の先生の話とか、自分の特殊能力を聞かれて相手が焼肉を食べたかどうかわかるとか、
少しくだけたくだらないとも言える話をペラペラと喋るところはいつものれんれんだった(笑)
きっとインタビュアーの方はそんな話が出て来るとは思ってなかったはず(笑)
子供っぽくって、そういうところは全然変わってない(笑)


そして映画の話からアイドル活動の話にまで及ぶ。
個々の役割からグループ全体をどう見ているか、どう捉えているか。
映画雑誌においてアイドル業の話をここまで読めるとは思っていなかった。
冷静沈着と言うか、こちらの想像以上に色々考えてるのかもしれない。

れんくんは言う、
「王道は一番簡単そうに見えるけれど一番難しいと思う。王道の系統で売っているグループはジャニーズ以外にもいっぱいあるし、王道は飛び道具を使いづらい。だからこそ一人一人が個々で色々な仕事の現場に出て、力を付けて認知されることが大切。」
王道の系統で売ってるグループはジャニーズ以外にもいると話しているところから他の事務所のことも意識してるんだと知り、ドキッとした。
同業のことを把握していて当然なのかもしれないけど、そこに言及するのは驚くし視野が広くなっていると感じる。
センシティブな話だから言葉にしてしまうことはマイナスにもなりかねないと思うけれど、きちんと順序立てて話そうとするのは強いと思う。
うち執がこう述べるれんくんの力の一つとなりますようにと願う。



この2ヶ月程で数十冊の雑誌を読んだ。
れんくんの考え方にも変化が表れてる気がしたと言うか、演技(仕事)に対する向き合い方が多少変わっていそうな気がして、初めての映画主演がうち執で良かったなあと思う。
そして本当に良い経験が出来てよかったねと心から思う。
こんな風に話す・こんな様子のれんくん見聞きしたことがない。

れんくんの考え方だけでなく、れんくんが自分自身をどう捉えてるか自覚してるか、うち執を通してれんくんの言葉で知ることが出来たのは本当に嬉しい。
もしかしたら作品を介すことでれんくんも自身のことを考える知るキッカケになったのかもしれないね。


どれも読めば読むほどれんくんのことが好きになる内容。
この人をずっと応援してきてよかったという一言に尽きる。
何度でも恋に落ちる感覚。
大好き 死ぬほど好き って思う。
どんどん好きにさせるから困る(笑)


この一年、デビューと映画関連でれんくんの言葉に触れる機会がかなり増え、言葉からは一貫して『内に秘めた野心』を感じてきた。
もちろんれんくんの全部を知った訳ではないし、私が感じただけであって正解とも限らないのだが。
いつもあまり自分の内側(考えや想い)を見せない人だけど、野心程ではなくとも、負けず嫌いの部分が良い方向に出ている気がする。
ハタチを迎えてから、20代のうちは知識を増やしていきたいとも語る。
これも一種の野心(みたいなもの)だと思う。
れんくんの今後が楽しみだ。



花穎様に戻ってメッセージをと言われたれんくん。
「僕が頑張ったんだから、みんなは僕を見ないといけない。見てくれたら、僕がみんなを守る!」

ほぼ上から目線なだけ(苦笑)と思いつつも、きゅんと来てしまった。
「守る」って言われるときゅんとしちゃう(単純)
その後に速攻「恥ずっ!」と元のれんくんに戻ってるのも可愛い。

「うちの執事が言うことには」公開まであと17日。