いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

3月の風に想いを乗せて


雑誌を通して少し前に思ったこと



ポポロを読んだら「Sexy Age(平野と永瀬のユニット)」と正式なユニット扱いされていてびっくりした。
私だけだと思うけど、すぐに消えたと言うか諸々曖昧な感じだったからユニットとして数えられてるなんて思ってなかった(笑)

仕事として意識し考え始めていたという紫耀さんの話の時に「何も考えてなかった」と話すれんくん。
本人はそう言うものの、その頃のドリボでれんくんはれんくんなりにとても自分自身を追い込んでたなぁと今でも思う。
当時ヲタクから「ターニングポイント」と言われたように*1、追い込むどころか追い詰められてると言った方が正しいかもしれない頑張りや努力が見えた。
れんくんを一回りも二回りも大きく成長させ、本人が何も考えていなくとも成長に繋がったのは確か。
だからね、「何も考えてない」と言うより、感情が先行する子供の思考だっただけな気がしてる。
それはそれで、れんくんの良さだったと思うよ。



『俺と紫耀のコンビをファンの子が求めてくれてることは、俺もひしひしと感じてる(笑)定期的に供給していきたいと思ってます!』
何言い出すのやら(笑)
「求めてくれてる」「ひしひしと感じてる」に笑ったけど、需要を汲んだ関係性となるとファンが好む方向性と変わってくるのではと思うし、狙った関係性を欲してる訳でもないし、まず定期的に供給って言い方やめて欲しい(苦笑)
紫耀さんとのコメントの差…(苦笑)

デビューが決まったので多くの雑誌で『語る』機会が増えているけれど、相変わらず平野くんと永瀬くんは在り方についての考え方がすれ違い気味だなと思う。

ナビで紫耀さんが『(廉は)5人の意見とずれている時があるんだけど、それを聞いていて「そういう路線もあるんだ」という発見に繋がることもある』と話していて、れんくんが6人の中で1人異なる意見を持つことがあると初めて知った。
しかし「ずれている」という表現が気になる。*2
これは抜けてる紫耀さんのことだから言い間違えたのか、はたまたそのままの意味なのか、怖いところだけど「発見につながる」と紫耀さんが続けているので悪いことではないと思いたい。
意見が言えていてよかったと思うし、意見を言うことを肯定されているようで一応安心した。


わかっていたことだけれど、紫耀さんの方が大人だなと思った。
『ひとりだけ違う感性を持ってるからそれを生かしてほしい』
『「ここが自分の輝くところだ」ってところを発見して思う存分力を発揮してグループを引っ張っていてほしい』

完全に大人目線だ。
前に紫耀さんが載ったダンスクでもダンスに関して似たような意味合いのこと*3を話していたけれど、本人に直接伝えてはないとも話していた。
今まで伝えていなかったようなことを今回れんくんに伝えているのは気持ちの変化だろうか。
同じグループとして尊重し合って共に歩んで行こうという気持ちからかな。
いや、対談の機会が与えられたから伝えただけでたまたまかもしれないね。


れんくんがキャラに焦っていることは何とも言えなかった。
デビュー会見の時も「役割を見つけていきたい」とコメントしていて、まだ自分の立ち位置を決め切れてなかったんだと知った。
てっきりMCなのかなと思ってたから意外と言うか…私はMC担当じゃない方が良いとは思っているけれど、望んだポジでなくてもそこしかないと懸け続けていたように見えていた。
実はかいちゃんと3ヶ月しか変わらなくて6人の中で末っ子みたいなものなのだから思いっきり甘えてみてはと思うけど、それが出来ない(しなくなった)のが今のれんれんだなとも思うので、見つかると良いね。
広義の意味で「役割」としていてMCは当然でプラスαを探してるのかもしれないけど。

でも焦りがあるのはなんとなく悲しい。
6人になったから尚更焦るんだろう。割とキャラ立ち出来てる子が多くてグループ内でも埋もれてしまいがち。拾ってくれる人はいない。
これから先を生き抜こうとするには今までのようなキャラでは弱いと気付いているのだと思う。
冷静に自分を見ることが出来ていて賢いと思うのだけど、難しさがわかるだけにつらく感じる…。



関西云々のことはデリケートだし、たまに憎く思う時(笑)もあるのだけど、今回のことはどういう意味やノリ(雰囲気)で言ってるのかわからないから何とも。
れんくんの方の文章を読むと、そこまで重く捉える必要もないのかなって気もする。
それにれんくんは一昨年・去年ぐらいから標準語と関西弁を使い分けるようにしてるから、ちゃんと理解してる。考えてると思うんだよね。
そして、もちろん関西のことを大切にしていて好きだと思っていることは言動でわかってる。
むしろヲタクが騒げば騒ぐほど本人の幅を狭めるような気がして。
わたしは本人から感じるもの伝わるものを大事に、真っ先に心に留めておきたい。

ただその辺りのややこしい部分をこれ以上触れるのは揉め事を生むだけだから多方面にとって止めておいた方がいいとは思う。
前なら 言わないでよ!何なの! ってキレてたけど、れんくん自身が少し判断が付くようになってきてると感じるから心配する必要ないかなと。
あと文章だけだとわからないところもあるしね。

なんて言うか、そんなことに目くじら立ててる時じゃないと私は思うようになった部分もある。
正直、上京してそこまで経ってない時に先輩やファンから色々言われてたことの方が私はつらかった。
今よりもっとデリケートで、血気盛んなファンも多く居て、本人からも感じるものがあって、そんな時に掛けられた言葉の数々には苛立ちを覚えた。
でもね、デビューしたらもっと理不尽なこといっぱい待ってる。出る杭は打たれる。
れんくんのことを知らない人がたくさん居て、どんな風に思われるか扱われるかわからないから、そんなこと構ってられない。
けど、こういう風に気にしてない方が少数派っぽいから相変わらず私はダメなポンコツファンだとも実感する(苦笑)

優しいから損をすると言われるけれど、そういった優しいところに惹かれて好きになった。
と同時に、優しさは時に残酷だとも思う。
それでも私はれんくんの思いやりがあって優しいところを推したい。



大学卒業までにデビュー出来なかったら期限を決めていたと知って涙が止まらなくなった。
薄々迷いのようなものや不安のようなものを感じてはいたけれど、改めて本人の言葉で知ると涙が止まらなくなる。
他のことに興味を持つというか他の選択肢を浮かばせるような言葉選びだと思ったのは本心だったからなんだね。
もともと中学→高校→大学→就職という流れを当たり前に思っていた子だし、大学に通っていて周りを見れば嫌でも就活というものを感じ、その辺りを考えるのは当然のこと自然なこと。
だから、そのいつかをなんとなく覚悟していたし、なんとなく不安に思っていた。
れんくんの言葉は抽象的だけれど、それとなくであっても実際に聞かされると色んな想いでぎゅっと心が苦しくなる。

これからもっともっと厳しい世界に出て行って、普通よりも遥かに厳しくて大変で、もしかしたられんくんのようなタイプはこの選択をしたことを後悔する時だって来るかもしれない。
それこそこの先10年も20年も続いて人生は長い。
だからどうなるかなんてわからない。*4

それでも無責任な私はちょっとやそっとのことでは居なくならないし、この先もステージに立つ姿を見れることが延長確約されて本当に嬉しい。
覚悟を決めてくれたこと、本当に本当に嬉しい。
とっても無責任でエゴ丸出しだけど。

「れんくんの位置にいて辞めることを決めてたなんて」と言われてもいるけれど、あの子の性格的には辞める選択を取りそうだなとも思ってたよ。
そんなれんくんだから好きで見逃したくなかった見守っていたかったの。

強くなろう、私も。





言葉にすることの意味を考え続けている。

紫耀さんのポポロを読んだだけで、今までで一番冷静でしっかりとした言葉を紡いでいて少し怖さも感じた。
でもよく考えたら紫耀さんは節目節目で必要な時はきちんと話す人だったね。
ほんとこの人は道化だなと思ったりもする。悪い意味ではなく。

紫耀さんが怒る人が必要と思ってるみたいで安心したけど、岸くん選んでるところがただノリな気もする(笑)
叱れる人と言うかグループを引き締める存在は必ず必要だと思うので、そういうことが出来る人が出て来るといいな、かなり難しいだろうが……

*1:注:本人が指すターニングポイントは13年のアナザー

*2:1人勘違いやおかしな間違った考えを持ってるのではないかという不安

*3:れんくんがしょうかいに追い付くために頑張っていると知っているが、れんにはれんの良さがあると思うみたいなこと

*4:いまどき活動休止や脱退・解散が全くない訳ではない