いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

夢が花開く時を共に過ごして行こう


恒例の振り返り。
と言っても、今年は「デビュー」一色の年だった。

例年通り帝劇で始まった2018年。
スケジュールはいつもと変わらなかったけれど、東山先輩がプロデュースに加わり、今までと違った内容で見応えがある!楽しい!と新鮮な感想を抱いた。
れんくんは当然かっこよくて、ますます好きになった。もっともっと夢中にさせてくれた。
それだけでも十分幸せだったところに舞い込んできたデビュー発表。
終日鼓動が速かった。

この日以来、トントン拍子に進み今日に至る。
ここまで売れると思ってなかったし、未だにどこで売れてるの?!なんて思ってる節もある。
だからか、具体的なことも言えず凄いなあとただただ思う。
そして、そんな快挙を成し遂げるグループに応援してる子が居るんだとしみじみとする。
なぜか実態を得なくて、今でも夢なんじゃないかと疑いそうになる。

確実にデビュー発表は今年一の驚きと喜びだったが、
内側(心の中)は舞い上がってるのに、なぜか外側は冷えて行く感覚もあった。
正直、色んな意味でこのグループでデビューするのは不安だった。もちろん今は不安はない。
デビュー発表をした日の表情を見ると、少し思うこともあった。憶測でしかないのだけど。
れんくんはあまり話さないタイプだし、何なら「本音は言えない」と言っていた。
でも周りの人から零される言葉を拾うと、なんとなく私が思ったことは完全に的中してなくとも掠めてはいたんじゃないかと思う。
誕生日の日だって時に複雑な心情を覗かせた気がする。
2015年に結成し活動した時にも6人の中で1人難しそうだと思ったたこともあり不安を覚えたけれど、デビュー曲発表のイベントでの顔を見たら、覚悟と決意が表れていて、その点での心配は不要だと感じた。
表情が物語る。それは言葉より雄弁に語る。
歩みを合わせ重ねるごとにどんどん晴れやかなお顔になって行った。
だから、きっと大丈夫。


5月にはれんくんの主演映画が発表された。
私にとって長年の夢、かつ、れんくんの夢。
と言うより、れんくんが映画に出たいと言うから私の夢となった。
事前に諸々あって、それには腹が立って仕方なかったけど、そこから何事も手に付かず居ても立っても居られなくて、明け方まで起きてしまった。
発表を見届けやっと眠れたのは夜明け近い(笑)
それでも翌日全くつらくなかったし、何なら好きが溢れて止まらなかった。
11月頃から映画のお知らせが徐々に増えてきていて、最近はますます嬉しさが増している。
ティザーチラシも雑誌も、そして公開された特報も。
特報なんて最近収録した声だと知りドキドキする。
些細なことでも心が浮かれる、それほどまでに主演映画を控えているというのは幸せだ。


6月はデビュー恒例のデビューイベントも開催された。
とても大切な思い出(出来事)の一つ。
夢のようだった。
デビューを夢見て応援してきた日々の中でも、デビュー発表があった後も「デビューイベントがあるはずだから絶対行きたい」その気持ちがずっと心にあった。
参加出来て本当に本当に嬉しかった。
言葉で表せないくらい。
キラキラ輝いていて、とびっきりアイドルで、可愛くてかっこよくて、好きしかなかった。
僅かな時間だったけれど煌めきが詰まったひととき。幸せで胸がいっぱいになった。

もちろんツアー決定も嬉しかった。
全国を回るれんくんかっこいい!という気持ちを久しぶりに持つことが出来た。
目の前に広がる光景に何度も涙した。
涙で視界が滲む度に現実なんだと、望み続けたデビューという位置を掴んだんだと感じた。
そして何よりツアー映像円盤化の嬉しさが半端じゃない。
手元に残せる。何度も見ることが出来る。
これも夢の一つだったから叶って嬉しい。

ZIPにコーナーが出来たこと、多数の音楽番組に出演したこと、どれも嬉しい。
全国放送の地上波で見る機会が一気に増えたことは本当に嬉しい。
見に行くこと・生で顔を直接見れることは当然最高に楽しくて好きだけれど、TVを付けたら画面に映ってる・お顔が見れる、それもとっても嬉しい!
今はTVの時代ではないと言われているけれど、それでもTVに出てることは嬉しい。


今年はれんくんのおかげで毎月嬉しい楽しい幸せ大好きと思って過ごしてきた。
雑誌もテレビもたくさん出るので、時間も心もお金も(追い付かず)死に物狂いで着いて行ったからか、一年あっという間だった。

ファンの私でさえ必死だったのだから、とうの本人はこの一年かなり忙しかっただろう。
普段なら仕事がない(ように見える)時は顔がふっくらと真ん丸としてくるのに、今年はずっとほっそりとしていた。
仕事が詰まっているとわかる期間は、むしろほっそりを通り越し痩せこけていたように思う。
それだけスケジュールがぎっしりと詰まっていたんだろう。

絶対疲れているはずなのに、そんな素振りも見せず「ファンの人から元気をもらう」とまで言う。
たとえそのフレーズがリップサービスであっても、嘘か真かなんてどうでも良い。
事実、疲れを一切見せないのだから。
常に出てくる時は最高最良の姿で、見る度に好きを更新させてくれる。
凄い。
これらを考えると、私の生活にアイドルという煌めきや彩りを加えてくれたことに対して有難いなと思う。

実際この数日は帝劇と紅白のリハとカウコンのリハ3つを並走している。
言葉通り、大忙しだ。
それでも紅白のリハでこんなことを言う。
永瀬「プレッシャーには今年だいぶ勝ってきたつもりなので紅白もそのプレッシャーに勝てるようになっていきたいなって思っています。」
『プレッシャーには今年だいぶ勝ってきたつもり』と述べるなんてかっこよすぎる……
その言葉通り、与えられた事象全てに勝ち得てきたと私は思うよ。
豪華な衣装、華美なツアーのセット、出演番組の数、雑誌(取材)の量等。
ファンとして活躍(活動)を見てきて、まだ19歳 この細い身体に小さな背中にどれだけのプレッシャーがのし掛かっているのだろうと心配に不安になったけれど、そんなのこちらの杞憂だと言わんばかりに目の前に現れる度に最高の姿と強い言葉をくれる。
見てるだけのくせに期待やプレッシャーという圧が凄まじく大きくて恐ろしいと思ったこともあった。
忙しさだって疲れだってピークを迎えているだろう。
そんな中、年の瀬に「プレッシャーに勝ってきたつもり」「(紅白も)勝てるようになっていきたい」という前向きな言葉を発してくれる。
そんなれんくんに心を鷲掴みにされる。大好きだ。

そして、こうも言う。
永瀬「嬉しいよね。1年目で年末までパンパンにお仕事があるってありがたいことなので、全然疲れたとか思ってないです。もうどんどん増やしてって感じです。」
2018年12月31日24時まで仕事をし姿を見せてくれて、2019年1月1日をそのまま迎える。
れんくんの年越しの瞬間を見れるのはとても嬉しい。
憧れだった。
1日も帝劇があるから酷だとは思うけれど、それが叶う。
デビューしたからだね。
そのせいで2018年のれんくんお疲れ様でしたとは言えないのだけど(笑)



この一年、私はれんくんが居なければやってこれなかっただろう。
応援してきた人が退所を決め心が沈むこともあった。
そんな時にれんくんを引き合いに出すこと・思い浮かべることだけは避けたくて、なるべく言わないように書かないようにしてきた。
れんくんはれんくんで、誰かの代わりでも穴埋めでもなくて、私にとって唯一無二の存在。特別。
だからこそ、他の人の話題、特にマイナスやネガティヴとも取れる内容に名前を並べたくなかった。
それでも助けられたことは事実で、同時に今一番大事な人なんだと実感する。
ずっと避けてきたけれど、一年の終わりだから書くことを許して欲しい。
れんくん、アイドルを見る・応援するという私の心の領域を常に満たしてくれてありがとう。
これからもよろしくお願いします(笑)


なんだか「嬉しい」と書いてばかりになってしまって自分の語彙力の無さが露呈したけれど、それでもやはり今年は「嬉しい」の一言に尽きる。
今年は私の多くの夢を願いをれんくんは叶えてくれた。
来年もれんくんから「嬉しい」をもらえますように。


永瀬廉『個人として僕は「人」ですかね。デビューして沢山の人に出会って、沢山の人に知っていただけて、沢山の人に支えられたなって感じました。今年は特にデビューして環境も変わったので、「人」かなって思います。』
人との縁を大切にしている(ように見える)れんくんらしい言葉。
来年もれんくんが自分の人生を豊かにする人々に巡り会えますように。


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