いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

唯一無二の宝物


キンプリのデビューコンサートに行ってきました。
いつもなら事細かに覚えているのに今回はぼんやりとしか覚えていなくて、感情の高ぶりや一瞬の表情だけが残ってる。
それほどまでにデビューという輝きに圧倒された。
眩しくて本当に眩しくて、凄さと感動が印象強い。
見てる間も見終えた後も「かっこいい」しか出て来なかった。

右手の薬指、左手の人差し指と小指にゴールドの指輪してて、左手首にはカ○ティエのブレス、右手首にもブレスしてて、フル装備……!って思った(笑)
れんくん付けすぎ……
BTN終わって着替えてメインステに出てくる時にゴソゴソと指輪を丁寧にはめ直してて、指輪への愛着が凄い……!と思った(笑)
サマーヌードの「小さな肩」で自分の右肩を指差すれんくんは可愛かったし、岩橋さんとメインステで2人で歌う時はちょっと可愛く振舞ってたような気がした。
オーサマキングの階段降りで「はい!はい!はいはいはい!」とみんなでワイワイ声を揃えて言いながら降りて来るところとか楽しそうで見てるだけで楽しくなった。
BTNは肩をはだけてたと思いきや、終わるとすぐに前を締めるところとかれんくんらしかった。



OPでシンデレラガールが流れた瞬間、胸の高鳴りが半端なかった。
王座に座りながら降りて来る姿はまさしく「王」でかっこよかった。
こんな豪華な演出で登場すること、シンデレラガールというデビュー曲を歌うこと、で目頭が熱くなった。涙がこみ上げて来た。
私が6年間夢見ていた景色が今目の前にあった……!
OPだけで幸せな気分になったよ。始まってすぐに最高潮に達した。

メンバーを紹介するラップでは、れんくんが岸くんに紹介してもらって嬉しそうだった。
岸くんを自分の近くに手繰り寄せるのが馴れた手つき(笑)
「れーん!」ってファンが呼ぶ時も「れーん!」って自分で言ってて可愛い。
センステからバックステまで移動する間のリズムの取り方がおかしかった(笑)
れんくんもともとリズム取るの上手くないと思うんだけど、ラップだから余計に苦労してた気がする(笑)愛しい。


先に書いたけれど、シンデレラガールを歌う姿を見て改めてデビューを実感し泣きそうになって、後半のTDBを見て完全に泣いた。
4年前と同じ振付があって、腕に人差し指を添わせるところ。
綺麗な長い腕に綺麗な長く細い指が沿う流れが美しくて当時も好きでたまらなくて、ここにも書いた記憶がある。
同じところを年月を経ても好きだと思った。
記憶をなぞりながら今の姿を見て本当に本当に大きくなったなあと涙が出てきた。
好きだ、ほんと。
当時の幼かった顔が頭の中に浮かび、今の顔と重ね、愛しさが止まらなかった。
歌声自体は当時より低くなっていたけれど、それでも優しく陽だまりのような温かさを感じられる歌い方は変わっていなくて更に愛しかった。

何なら帝国劇場で見たデビューしたのかと錯覚するようなバックに流れた映像も思い出したし、ちょっと緊張気味に歌い踊る姿やバック転に奮闘していたことも思い出した。
たくさんのターニングポイント(思い出)が詰まってる曲を大きな会場で見ることが出来て嬉しかった。

そういった意味では、Alrightを見た時もぐっと来た。
ゴールドの衣装がまばゆく輝いていたのに、どこか懐かかった。
去年この曲を歌った時、今の一瞬この一瞬を大切に抱きしめたいと思ったのだけど、今では無縁なくらい強くて大きくて。
去年は切なさを感じたのに、たった一年経って今年は強さや逞しさを感じた。
デビューという名の魔法なのか、デビューの勢いなのか、切なさを微塵も感じさせず、過去の美しい1ページに思えた。
そして、この曲を歌い踊るれんくんはとても大きく見えた。
大阪城ホールという大きな箱の中心に立っているにも関わらず、とても大きく見え、大阪城ホールでは収まり切らないかもしれないと思うほど、なんだかとても逞しく見えた。
そこに私はちょっぴり淋しさを感じながらも、同時に感慨深く感じ、しみじみとした。

最後の新曲でもほんの少し泣いてしまった。
階下を見下ろす姿がとてもクールだったのが印象的で、でも自分のパートを歌い終わった後や消え行く時 にはご満悦の表情を浮かべていた。
溢れ出る自信もあるのだろうけれど、コンサートを愛して止まないのだろうなとも思う。
ほんと悦に入ってた。
今までで一番ご満悦なお顔をしてたかられんくんが望んできた光景(止むことのない浴びるような歓声、絶え間なく降り注ぐ光、豪華なステージと多くの人)が目の前に広がっているのかなと嬉しくなった。
これからもコンサートが好きと思い続けてくれるかもと思えるような表情だった。
デビューしたからこそ手に入れることの出来たものの一つなのだと思う。

本当に大きくなったなぁ。
たくさんの衣装替えを見てもデビューしたんだと感じたし、少し前まで小さな箱で披露していた曲を大阪城ホールという大きな箱で歌い踊る姿もぐっときた。
ほんと大きくなったね。


最後の挨拶でれんくんが「みんなも成長……って言うか、毎公演やるごとに一緒に盛り上がってくれるようになってきて嬉しいです。僕達がスタンディングオベーションしたいくらいです…!(ニュアンス)」と話していて、色々感じてるんだなぁと思ったと言うか、こちらの反応がコンサートというリアルタイムで同じ空間にいると伝わりやすいんだと改めて思った。
だから、こちら側の楽しいという想いが伝わり始めてるんだな!とわかって安心した。
そして、こちらが楽しんでることを喜んでくれてるのも嬉しい。
あとMCでスタオベの話題が出たから最後に出したんだろうなと!上手い!賢い!
「成長」と言ってから、この言葉が正しいのか?と悩んで「って言ったら変やけど」みたいに付け加えてるところもれんれんらしくて好きだし、「ファンの皆様」と話すところもれんれんらしさ全開で好きだし、「みんなの踊り方……?(笑)踊る姿」と言い直すところも好き。
悩んでるお顔が愛しかった。



そして、大阪ラストの挨拶は聞けてよかったと心から思う。

ここ(大阪城ホール)は僕がジャニーズとして生まれた場所です。その場所に今デビューして立てていることを嬉しく思います。
大阪は僕にとって思い出の場所であり、やっぱり特別な思いもあります。大切な場所でした。
また大きくなって6人でここに戻ってきたいと思います。
今日はありがとうございました。

このことを大阪では一番に伝えたかったのかな。
MCからオーディションを話題にしていたので、最後に繋げたかったのかな。
れんくんなりに考えていたのかもしれない。
最初はこの仕事が嫌いで「オーディションの時も真顔で手を振ってた」「研修生の頃は塾のテストがあったらそっちを優先してた」とMCで語った。
「もちろん今は好きやで」「今は楽しい」と間に挟みながら。
そして、「どれくらいして好きになったの?」と聞かれて「入って一年くらいかな」と答えると、周りから「長いね 結構時間がかかったね」と言われていた。
れんくんがオーデの話を持ち掛けてから、他の人の別の話題が途中で入りかなり逸れた後に、わざわざ自分で軌道修正かけてオーディションに話を戻した。
その割には、この辺りを上手く話せてなくて、それでも丁寧にぽつりぽつりと言葉を紡ぐ姿が印象的だった。
皆からもう一度話なよと振られたのもあるんだろうけど、言葉を選び頑張って話してたなと思う。
入った頃この仕事が嫌いだったという話は何度も見聞きしているから知ってるよと思ったけれど、最後の挨拶に繋げたかったのかと、話そうと考えていたのかと思うと、その優しさに死にそうになる。
優しすぎるし、真摯すぎる。

「でした」と過去形を用いてるのも敢えてかな。
れんくんの姿や言動を見ていたらわかる・察せることではあるけれど、きちんと言葉にしようと思ったんだなって。
こちらのことを考えて言葉にしてくれたのかなって。
そんなことを思った最後だった。
真っすぐ前を見つめ良い顔をしてた。
この言葉を、大阪で、ファンの前で、述べるれんくんはとてもかっこよかったです。


どこか自信なさげに見えた姿も、マイクを口から離して傍観者になって楽しんでいた姿も、カメラアピールが下手だったことも、ファンサする時によく照れてた恥ずかしがってたことも、ダンスがへっぽこだったことも、すぐにネガティブになる癖も、上手くアイドルスマイルが出来なかった時も、話すのが得意じゃなかったことも……
全部幻に思えるほど、城ホールという大きな会場に堂々と立っていて、場を楽しみ、そしてファンを楽しませる立派な姿がそこにあった。
感慨深かった。頼もしかった。
そして何よりとてもかっこよかった。
顔はもちろん、そこに在る姿が最高にかっこよかった。



ほんとイキイキしてて楽しそうで、デビュー後にそんなお顔と姿を見れて本当に安心したし心から嬉しく思う。
何度も言うし書くけれど、私はれんくんが楽しく幸せで在ってくれることが願いだから。


私にとってれんくんは大切な大事な特別な存在です。
かっこいい姿を見ては好き!離れられない!と思ったし、可愛い姿も見れてまだまだ可愛い♡って愛しかったし、等身大の19歳のノリや姿も好きでたまらなかったし、常に愛おしくて仕方なくて、完全降伏。
“19歳の男の子感”が強くて、無理!と面食らいながらも、色気や在り方がたまらなく好き!と思った。
アイドル性と等身大の男の子感の共存。
私は中学生の頃からそこが好きだった。
中高生の時から等身大と言ってもその言葉が表すれんくんは当時から変わっているけれど、根本の共存というものは変わっていなかった。
れんくんの“衣装を纏ってステージに立っているのに19歳の等身大の男の子感があること”がたまらない。
そんな大好きなれんくんを見れて幸せだった!!!


れんくんを好きになってよかったと思えたデビューコンサートでした。
関西の頃から含めてずっと好きで応援してきて、れんくんに出逢えてよかったと思った。
全部を抱き締めてくれる優しさや思いやりに胸がぎゅっとなる。
本当にそこに居てくれてありがとう。
アイドルとして在り続けてくれてありがとう。
れんくんデビューしてくれてありがとう。
これからもアイドルで居たいと思ってくれてありがとう。
誓ってくれてありがとう。
デビュー本当におめでとう。大好き。

れんくんはいつになってもいくつになっても本当に存在が大事で宝物です。