いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

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ステージ上は転換も着替えも多いからドタバタしてて、だからかれんくんも遊ぶ余裕が少し減ってて、その点に関しては今回の舞台よかったかなって思う(笑)
髪色に関してはもう何を言っても無駄なんだろうなって思った。好き嫌いとか云々置いておいて、ああいう色に今することの危うさも感じてないんだなぁ。
一幕終わりに抱いた感想が「太鼓叩いてるれんさん目が死んでた(笑)催眠術にかけられてるようにも見える(笑)とにかく目が死んでるし、人殺しそうな目をしてる(笑)太鼓のバチで殴り殺しそう(笑)」だった。
我ながら酷い…。
でも本当に目が死んでて、怖いくらい無機質の目をしてた。
色も感情もなく、生を感じない。
太鼓の時以外も割と目が死んでて、疲れもあるんだろうけど、楽しくなさそうだな〜って思った。
タイタニックでの小芝居という名のほぼお遊びしてる時や誰かと戯れ合う時は目がイキイキしてた(笑顔もあった)けど、ほとんどの場面で目が死んでること多かった。
お遊び出来る余裕が減ったからなのか、疲れてるのか、飽きてるのか、正確な理由はわからないけれど、ちょっと心配になった。
本人が「集中力が続かない」と悩んでいるところからして、なんとなく想像はつくが。
もともと長期公演は向いてないタイプだから予想はできてたけど、ここまでとは思ってなくてびっくりした。
フライングも階段降りもバトンもちゃんと出来てたけど、どうしても目に生気がないことが気になって仕方なかった。
今までで初めてかもしれない、あそこまで虚ろな目をしてるの観たの。虚無だった。
あと歌う時口を小さくしか開けてなくて、他の子はもっと大きく開けてるよ?と思いながら観てた。
カッコつけてるのかな…?
舞台はオーバーな方が映えるし、何より他の子がはっきり口を動かしてるから差が激しいうえに劣って見える。冷めているようにも見える。
前々からやる気ないと言われてると後から知ったけど、それを知らずに観てみても目が死んでるしなんかもう無理じゃん?って思った。
意識の問題だよ、全て。
言葉に出すことはいくらでも出来る。口にすることは簡単なことだし(思ってもないことも言えて)楽に繕える。
でも実がないことはすぐに化けの皮が剥がれてバレる。
本人がやってるつもりでも他人から見てわからなければ、それはやってないのと同義と見なされる。
一方的に観られる側になるのだからこそ、そのことを肝に銘じて欲しい。
前はもっと真摯に仕事に取り組んでた姿を知ってるから、今の姿を見て裏で努力してるはず!と(推し量って)信じることが私には出来ない。申し訳ないけど。
何も知らないヲタクに何も言われたくないだろうけど、逆を言えば何も知らない人にはそう見えるってこと。
そして何も知らない人は多く存在する。
あれこれ言われないようするために出来る最低限のこといっぱいある気がした。
最低限さえしたくないのなら、それまでだけどね。
水は低い方に流れるのであり、それで良いのなら堕ちるところまで堕ちれば良いよ。