いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

時の流れを抱き締める

 
 
滝ちゃんねるのおまけを見たら約二ヶ月前に吐露した後そっと蓋をしておいたモノがまた蘇ってきた。
 
 ヲタクから勝手な願いを知らぬうちに託されてる、その時(もしかしたら今もかもしれないけど)ある種の希望みたいにされていることに気付いてるのか気付いてないのかわからないけれど、それらを含めて抱えて行くんだろうなぁ凄いなぁと思ったんだった。
これでまた抱えて行くものが増えたと勝手に思った、と同時に全部を抱き締めて歩んで行くであろうれんくんが好きだとも思った。
本人が本当にそうであるかどうかは別として。
そう思わせてくれるような人となりであることが好きだと思った。ただそれだけ。
 
れんくんは「背負う」と言うより『抱き締める』という表現が似合うと話したことがあった。
私もそう思う。
全部を愛おしそうに大切そうに抱き締めていそうだ。
いい子と表される齢からいい奴と表される齢になっても変わらないで居てくれそう。
 
って、れんくんの人となりもよく知らないけれど。
 
 
以前「地位が人をつくる」という言葉を目に耳にした時、咄嗟にれんれんのことを思い出した。
れんくんは今の位置になって随分と変わった。
このことは前にも書いた気がする。
けれど地位によってなくすものも出て来て、つくられた分築いた分失うものも大きいんだなと今更ながら気付く。
地位(ポジション)を与えられたのが人として多感で人として成長・成熟する時期と重なって大変だっただろう。
今も大変かもしれないけどね。
潰れずに来れたれんれんは強いと思うよ。
それでも話すと動くとほろほろと等身大の姿か年齢よりも子供っぽい姿が零れ落ちてくるから愛しい。
 
去年の冬頃から慈愛に満ちた表情が作れるようになったなぁと思う。前よりファンに向けて余裕が出て来て良い意味で隠すようになった。穏やかに笑ってファンを眺める姿を何度も見た。
バック転とか歌唱力とか目に見えるものだけではなくてアイドルにとって必要な様々なことを、そうやって一個一個身につけて行くんだろう。
接ぎ木のように継ぎ足し継ぎ足し、少しずつ補いながら磨きながら一歩ずつ目指す場所へと上って行くれんれんが好きだと思う。
 
 
 
大きな勝負の時であるこの夏を征することが出来るといいね。