いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

答えはわからないと知っている


意外とあっさりと東京へ行ったと言うか、私の見過ごしがなければ春松竹が終わって以降「関西」という単語をあまり発さなくなったように思う。(前ほど強く主張しなくなったし聞かなくなった)
周りに居るメンバーがメンバーだからかもしれないけれど、そういうことおかまいなしに 例えば去年ジャニワ特集のページとかでも平気で関西について話していたから、周りを気にせずに今でも言おうと思えば言えると思う。
それでも最近は滅多に聞かなくなった。
一部のヲタクの間では「デビュー」と言われていたり、デビューが関係なくても先のことを事務所から言われて覚悟したんだろうか口にしないと心に決めたんだろうか。
それかもしかしたら今の位置を自分で判断したのかもしれない。
それともあれだけ関西関西と言っていたのには何らかの理由があったのかな。
彼と一緒に居たかったのかな。急に仲の良さを表に出してきた去年の冬を思い出す。
去年の冬から春にかけて、いつも以上に「良い子」だったと思う。「良い子」という表現は上から目線で時に皮肉を含んでいて苦手だけれど、語彙力の乏しい私はこの言葉以外に的確な表現が見つからない。
とっても可愛く甘えて小生意気に戯れて。どこか色んなことを気に掛けていて。ずっとあたたかくて柔らかな雰囲気を醸し出していた。必要以上に大好きなもの大好きな人を大切に抱えていた。
考えてもわからないことだし今後真実を知ることは出来ないだろうし私の気のせいだろうけれど、どうしても心に引っかかる。
って、どれもこれも考えすぎだね(笑)アホらしいバカらしい気持ち悪い(笑)
何にしろ、れんくんが春松竹に立ってくれたこと嬉しいよ。発表された時はなんで?って疑問ばかり浮かんで、その後には隣の人から置いてかれるという不安ばかり募った。
でも時間が経った今、その時から更に状況が変化した今、春松竹に出てくれたことを嬉しく思う…いや、嬉しいと思い直せた。ありがとうって心から思う。
もちろん愛しさが積もった冬の松竹座、そこにも居てくれて嬉しかった。
今後松竹座で公演があるのか、また あったとしても出るのかわからない。
だからこそ、あの誰にも見劣りしなくなった逞しい姿を約5年間立ち続けた松竹座でこの目で見ることが出来て本当によかった。れんくんなりのメンバーを愛おしく思い遣る姿を見ることが出来てよかった。
雑に見えて(発言、態度や行動)本当は一緒に取り組む仲間に優しいところが素敵なところ。
芸能界で生きて行く上での足し算引き算が上手くない、不器用なくらい真っ直ぐ、混じり気のない素直さ、誰よりも人間らしく在って自分を過度に繕わない、そんなれんくんが好きです。