いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

君に出会うために出来上がったショー

9日に帝劇を観劇してきました。
1幕は今までの内容をコンパクトに纏めていて良く言えばミュージカル要素が強くなっていた。
2幕はほぼ誰かしらが歌い踊っていて観ていて楽しかった。例年と違う構成は新鮮で、こんな風に変わるんだ!ステージを使えるんだ!と思った。



と言うわけで、れんくんについて思ったことをつらつら書いて行く。尚まとまりはない。



登場してからずっと真顔だったけど、「ミスターキング」と紹介されスペースジャーニーのイントロが流れ始めたら、お顔がパッと晴れて目元も柔らかくなって楽しそうにしていて愛しいと思った。

タイタニックが今回また兄弟のシーンに戻っていて、れんくんがお兄ちゃん役。
前回から演技に進歩はなかったように見受けられたけれど、滑舌は危ういながらセーフの範囲内に収まるようになっていた。
弟に向ける優しいお顔がどこかぎこちなくて、表情の演技(特に口元)がもっと自然になればなと思う。

戦争の終わりの解説をれんしょ。
上手下手に分かれて舞台に二人だけ立つ姿はとても存在感があった。説得力。
れんくんにも紫耀さんにもれんしょ以外の組み合わせがある中で、贔屓目かもしれないけれど、永瀬平野で揃うと意味を持ってそこに立っている、その位置へ立つことに意味をもたらしているように感じた。

コントはキング。
ちょい悪ガキ大将のかいちゃん、心優しい甘えたさんの紫耀さん、ガリ勉ヲタクのれんくん、という印象。
三者三様で可愛い。
あとガリ勉ヲタクが似合ってたと言うか上手かったのは意外だった(笑)
その後に歌う情熱熱風セレナーデでは、「セクシー」の時に思いっきりズボンを捲りあげていて笑いながらも興奮した(笑)もともと短い丈履いてるくせにね(笑)それとハートの作り方が下手くそ(笑)可愛いけど!

青春アミーゴを観ながら、紫耀さんの圧倒的な正(正義)の主人公感に慄いた。
強い正義を感じると言うか…そこに在るべくして存在する感覚と言うか…力強さみたいな。
紫耀さんが悪に打ち勝つ強さを持っているように感じた。
普段は割と儚さを感じることが多いのに対し、この場面ではあらゆる恐怖(プレッシャーを含む)や誘惑に負けず正義に根付く力強さみたいなものを見た気がする。

それと、れんくんがちゃっかり岸くんの肩に手を回しているのを見逃さなかったよ!
ついでに言うとボコられてるのを見て、体格的に圧倒的に無理ではと思った(笑)殴ったり掴んだりした奴許さないから!(過激派 笑)



2幕のABCでの指先〜手の所作と腕の織りなす角度が本当に美しくて、やっぱりれんさんの手が好き!と思った。
君だけにでは鳴らす指が綺麗と思ったし、手のひらを何度も客席に向けるのでまじまじと見ては掌線も好き!って気持ちになった。
仮面舞踏会では腰辺りに添えた手に力を入れた時に手の甲に血管が浮かび上がってきて生きてる!好き!!!って思った。
それまで浮いてない血管が手に力を入れることで浮かび上がって興奮しかなかった。
相変わらず手の甲がすごく綺麗でそこも好き…と言うか肌が本当に綺麗で好きしかない…

ノイナの「まだまだそれじゃ足りないとても」のれんくんが超かっこよかった!!!
体を思いっきり反ってキメ顔で最強にかっこつけていて、本当にかっこいい!天才!!最高!!!
周りの子達はしゃがんで注目してる=全ての人の注目を浴びる中で堂々とした振る舞いが超絶かっこよかった。痺れる!好き!

星屑のスパンコールの演出は凄い…!
この演出を持って来たのは凄いなって。歌詞通り実際に行うことにハッとさせられたと言うか。
一種の憧れのシチュエーションだけれど、それを本当に演出に組み込むなんてびっくり。
そして席的に期待してなかったけど「君を見つけた」で、れんくんの指差しドンピ!!!死ぬほど興奮した(笑)
そのうえ目も合って本気で死ぬかと思った(笑)
偶然、いや勘違いだろうけど嬉しかった。
サプライズプレゼントみたいな気分。



バトンがまた一段と上手になってた。
回転数も増えていたし、より滑らかになっていたと思う。
それに回す時に腿が内側に入り気味だったけど、筋肉が付いたのかしっかりと固定されていた気がする。
相変わらず、太鼓に関してはやる気がないのか力がないのか叩き方が弱かったので、もっと力込めてほしいな。力強さがかっこよさになるものだと思う。
今回は曲や場面によって表情を変えようとしているのはわかったけど、まだ惜しい部分もあるのでここも頑張って欲しい。

2幕は必死に喰らいついてる印象を受けた。
あんなに何度も唇を噛み締めてるのは久しぶりに見た。
昔は力が入った時や必死な時によく噛んでいたけれど最近はあまり見かけなくなっていたから、それほどまでに必死かつ全力なんだろう。
だからか、中学生の頃にもがくように踊っていた姿と重なった。
着いて行こうとやり切ってやろうと挑む姿は端から見たら不恰好・無様とバカにされるかもしれないけれど(もしかしたら本人も見せたくないかもしれないけど)頑張る姿はかっこいいよ。
限界ギリギリ境界線の狭間で全精力を注ぐ心意気(姿勢)は本気でかっこいいと思う。
れんくん最高にかっこよかった!!!


れんくんが頑張ってたという事実だけで十分なんだよ、私は。
頑張ってる姿が好きと言うか真面目に取り組む姿勢が好きと言うか…私にとって、一生懸命で在ってくれたらどんな姿も愛しくてかっこいい可愛いんだよね。
位置がどうとかスキルがどうとか言い出したらプラスマイナス含めキリがない。
頑張る意志を提示してくれると(一生懸命頑張る姿を見せてくれると)今もこの先も大丈夫と思える。
そこが要で、大事だと思っている。
全力を尽くす姿は何者にも変えられないくらい素敵だと思う。

正直わたしみたいなポンコツには色々言われてることわかってないしわからないし、れんくんしか見てないうえに9日しか見てないので何も知らないけれど、
私の目に映ったれんくんは最高に最強にかっこよかった
という話です。
私は常にどんなれんくんでも受け止められるタイプのファンではないけれど、それでも肯定できる時は目一杯肯定したいってこと。


ほっぺのほくろも確認できたし満足。
俯き加減の横顔が最高でずっと眺めていたいと思ったけど、何ならお顔もお肌も全て天才的に素晴らしくて全部大好きでした♡
残りの公演も手を抜かず頑張ってね!