いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

君に ありがとう



今年はれんくんの言葉でれんくんについて深く知ることが出来た一年だったと思う。
映画やドラマといった出演作品に絡めて自身のことを語ったり、webでの個人連載(ブログ)・ラジオ・雑誌の連載が開始され、様々な媒体を通してれんくんの言葉を享受したように思う。もちろん制約制限があり編集されたものなので原文ママとは行かないが。
おかげで今年は新しいれんくんを知ることが出来た一年でもあった。

デビューしてステージ数、所謂現場、というものはジュニア時代から一気に減り、大きなステージだと年1のツアーと帝劇くらいとなる。
それでも、れんくんが発信する場所をいくつも作ってくれたから、れんくんに触れる・割く時間が以前よりも増え、姿を見聞きせずとも毎日毎週れんくんを受容してる気分になった。
茶の間気質の私はファンとして充足感があり幸せだった。
れんくんのおかげ。ありがとうと思う。


今年、去年から更に顔つきが変わった。
年齢を重ね成長した分や多忙な分の変化もあれど、確実に経験値が顔に刻まれている。
どんどん研ぎ澄まされて行く。
当然かつ自然なことだけれど、THE 芸能人感もますます出て来る。

それなのに、今年はやたらとれんくんから「(自分のアイドルとしてのスタンスは)飾らない、ラフ」と聞いた。
昔から過度に繕わない子だと思っていたけれど、本人も敢えてその選択をしていると知って感じていたことは間違いではなかったのだと思ったし、何よりそういったスタンスで取り組んでいると明言するのは今までの彼からするとレアで少し驚いた。
(なぜ提示したい姿を話すようになったのかは今も気になっている)

特に「(庭ラジでは)アイドルとして飾らず感性を正直に話すものにしたい」とラフでいたい(ニュアンス)と話す。
聞いてる側としても確かにラジオでは普段とは違いフリーダムのように感じる。
本人は「友達と会話してるようなラフさ」であることを望んでいるけれど、それによってファンは悲喜交々(笑)
れんくんの中で言っていいこと・言わないこと等の線引きが存在するとは感じてるけれど、良くも悪くもほんと飾らないどころか飾らなすぎてると思う時がしばしばある。
それに、本人の気遣いや線引きがズレてる時があってヒヤッとする。
でもジュニア時代に比べたら、れんくんの言動はマシな割合(面)が増えたと思う時もあるので、いっぱい試行錯誤を繰り返してるんだろう。
もしかしたらいつか「ラフさ」が失われる・無くさざるを得ない時が来るかもしれないから、今の飾りすぎないれんくんを見聞き出来るのは貴重な気がするし嬉しい。

等身大でリアルで飾らないアイドルを常に見せることはアイドルを突き詰めるよりも逆に難しい部分があると思うのだけど、そう見せたいとそう在りたいとれんくんが願うのならば、出来るだけそう受け取り受け止められるファンで在りたい。

れんくんは割とファンの気持ちを汲み取ってくれる・汲み取ろうとしてくれるアイドルだと思うけれど、媚びないところは清々しいくらい一切媚びなくて、小憎たらしいと思いながらもそういうところが私は好きだから。


「語ることは得意ではない」と言いながらも、それでも必要な時は当然、そしてこちらに伝えたいこと(想い)がある時は常に「語る」ことを選択してくれているれんくんが大好きだと思う。
逆に言えば「語る」時はそれだけの考えや想いがある場合もあるのかなとも思う。
「話す」「喋る」時のれんくんには等身大感や人間味が感じられて、もちろん好き。
だから、れんくんの書く言葉も話す言葉も好きなのかもしれない。


今年れんくんが語った話のうち「あこがれって、がんばり次第で手に入るもの」という言葉がある。
「手に入る」と言い切るところから軽い風貌に潜む芯の強さ(負けず嫌い・勝ち気なところ)が垣間見えて好き。
きっとそうやって過去も今も過ごしてきたのだろう。
れんくんは手に入れることが出来ていて、経験に裏打ちされた自負があるのだろう。かっこいい。

こういったれんくんの不意に見せる熱量にたまらなく惹かれる。
今年は個人仕事が充実すると共に、普段はあまり見せない熱量を感じ取る機会が多かった。
併せて、れんくんから自身について語られることも多かった。
知ることで幻滅することだってある(それは期待を勝手に寄せてるからで私のエゴなのだけど)
ところが全くそんなことはなかった。
今年れんくんから打ち明けられたこと・れんくんが教えてくれたこと、知れば知る程もっともっと好きになった。
今まで良くも悪くも自分自身についてや何を思い何を考えてるかといった思考などについては話してくれなかったので、むしろ知ることが出来て幸せな一年だった。

こんなに楽しく過ごせたのはれんくんが一年間頑張ってくれたおかげ。本当にありがとうという気持ち。
年末年始かなり忙しいけれど、無事に乗り切れるように遠くから祈っています。



コンサートも舞台もほぼ行かなくなってしまったし、雑誌も買ってはいるものの読まずに積み上げて行く一方で、もはや茶の間ファンとも言えない状態。
来年は更に現場に行かなくなるだろうからファンと名乗ることさえ失礼に当たるかもしれないけれど、私なりに私のペースでれんくんを好きでいて応援できたらなと思う。
来年も様々な形で(媒体を通して)れんくんに触れることが出来ますように。


永瀬廉くん、今年一年お疲れ様でした。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。