いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

たった一つ この気持ち伝えたい


永瀬廉くん初主演映画「うちの執事が言うことには」
公開おめでとうございます。

何度見てももう一度観たいと思える内容で、映画館に行けばいつでも花穎様を観れるんだ!と思うとテンションが上がり毎日頑張れる。
心温まる作品だと思います。
多くの人に観てもらえますように 愛されますように。





冒頭のシーン。欠伸をしながら数回ポンポンと口に手を当てる演技はまだ拙い。
でも、その後、大好きな執事の鳳を呼ぼうとベルを鳴らす期待に満ちた嬉しそうな表情 から「失礼します」と鳳ではない声を聞いて戸惑う表情を見せる、その変化は自然で美しいと思った。
パーティー会場のトイレに座り込み「疲れたーもう帰りたーい」とぼやいてるところや烏丸家で赤目との談笑時の「お腹痛いよ」と言っているところ等はただのれんくんだったけれど(笑)

驚く時とかに「はっ!!!」と空気を吸い込み高い声を上げるリアクションをよく取っていて、それがオーバー気味でちょっと面白かった(笑)
他にも、歩き方が輩なれんれんのままだったり、語尾が上擦っていたり、顔(表情)で全てを表そうとしてるのかオーバーリアクションだったり。
やはり拙さや至らなさを感じずには居られないのだけど、それでもれんくん比では上手く演じていたと思う。
最初の方に撮ったと言うパーティーのシーンとそれ以外だと台詞回しや間の取り方、役柄の捉え方(演じ方)に些細な変化が見られ、2時間にも満たない映像の中でも成長が見られた。
上から目線になってしまうけれど、とても頑張っていたと思う。れんくんが本当に愛おしかった。

それこそ原作者の先生が仰っていたように「本当に花穎だった」
花穎様がそこに居た。
脆く危うい演技であるのに永瀬廉にはほぼ見えなかった。
れっきとした烏丸花穎だった。
花穎様はとても純粋(ピュア)で真っ直ぐで真面目で未熟で人を疑うことを知らない、そんな花穎様をちゃんと演じられていた。
現実はチャラいし言葉遣いもアレなのに(笑)スクリーンの中では花穎様にしか見えなかった。
そのことに深く感動を覚えた。

烏丸花穎として存在している。
本人も本人の周りの人も監督も言っていたように花穎様にれんくんが似ているからなのかもしれない。
それと、覚束ない演技が未熟な花穎というキャラクターに上手く作用していたのかもしれない。
こんなに愛しくて可愛いくて良いのかと思うくらい、抱きしめたいと思うほどに(れんくんが演じた)花穎様は終始愛おしかった。

私も観ながら、花穎様とれんくんが重なる部分がある気がしていて、双方向から(作品とれんくん自身)成長や温かみを感じ、より一層作品もれんくんのことも好きになった。
だからパーティのシーンで颯爽と歩く花穎様(れんくん)を見て「本当にかっこよくお育ちになられて!」と心から思い、
最後の方の「赤目さんも僕の輪の中にいる。僕は赤目さんのこと嫌いじゃないよ。」と言う花穎様(れんくん)を見て「立派になられて!」と思ったら、涙がこみ上げてきた(苦笑)


エンディングは主従関係を入れ替えている。監督の試みらしい。
面白いし可愛いし楽しいので毎回夢中になるし、何より楽しそうにしてるれんくんを見て、この作品が初主演でよかったという気持ちにエンドロールでも思わされ、自然と笑みが溢れてしまうし、あたたかさに泣きそうになる。

19歳のれんくんをこんな綺麗に残せるなんて有り難い 嬉しい。
透明感溢れた清く正しい美しい男の子として、そこに在ってそれだけでも最高最良なのに、ハートウォーミングというあたたかさをきちんとスクリーンを通しても肌で感じる。
愛さずには居られない。
ありとあらゆる意味で、れんくんにとって映画初主演が「うちの執事が言うことには」で本当によかったと心から思う。



正直感想を書きたくても、主演としてスクリーンの中に居る・主演としてスクリーンに映る・最初から最後まで大きなスクリーンに映し出される……全てが感無量すぎて言葉に出来ない。
ほんとあんなちっちゃかった子が ほんとその辺をチャリで爆走してた子が(笑)
あの頃のれんくんの延長線上にこの世界があるんだなあ……何と言えばいいのか……とにかく凄い。

本当に言葉にし難くて、スクリーンに映る姿を噛み締めることで精一杯。


これ程までにれんくんにぴったりの役に初主演で出会えるなんて本当に本当に凄い。
初様々な意味で不安だったけれど、観たら全部払拭された。
れんくんのファンとして私の宝物の一つ。
作品もれんくんが演じた花穎様もれんくん自身も愛されますようにと願っています。








うち執のパンフレットの読者の方へのメッセージ欄、
れんくんが開口一番「映画どうでした?」と問い掛けていた。
5年前の忍ジャニのパンフレットでも「映画は楽しんでもらえましたか?」が一言目だった。
こういうところは変わってなくて、やっぱりれんくんは愛おしい。