いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

末広がり


永瀬廉くん、入所8周年おめでとうございます。ジュニア時代の最前線にいる映像を振り返ると、どの時を見ても『そこに居てくれたこと』に対しての感謝の気持ちばかり出てくる。
居場所のなさや風当たりの強さを見てるだけでも感じることが何度もあった。
『この顔』と『この体』で全てを受け止め生き抜いてきたんだとれんくんが得た・棄てた・受けた・発したものと過ごした時間を感じて感慨に浸らずにはいられない。
れんくんが自分を守り貫き生き抜いてきた事実が愛おしいとさえ思う。


そんなことを思っていた時に出たナビスマイルでのれんくんの「最近感じた“ありがとう”は?」の言葉。
それは自分自身に向けてだった。

その中に「自分に負けずに頑張った」とあった。
自分に負けなかったとするところが好きだ。
今のれんくんがあるのも負けずに努力し続けたからだと思う。
そして今のポジションにいられるのは「自分の性格が上手く作用していると思う」とも述べている。
自分自身のことを前より更に理解しているようだった。
れんくんは見た目に反して意外と地に足が付いてる。
そこも好きなところ。

ただ本人から「体力やメンタル的にきついこともあった」と聞くと、やっぱりね……と思ってしまう。
でもデビューしたからこそ体力やメンタル的にきついこともあったとマイナス・ネガティブなことも完全に“過去”となり話してくれるようになったんだろう。
れんくんは克服してないことは決して言わない。
人(ファン)に弱いところを見せない教えない人。
ここでもデビューの意味と言うかデビューの大きさを感じさせられた気がする。


様々な意味でれんくんは芸能界に向いてないと言うか苦手なんじゃないかなと思う時があった。
またその不器用な資質と諸刃の剣でもある同志を思いやる心(優しさ)で芸能界という厳しい世界をどう切り抜けて行くのだろうと思った。
それに将来の夢を聞かれると「安定」と答えるような子で、決して芸能人になるために生まれてきたタイプではなかったように私は思う。
そんな子が本人も言ってるように明日がわからない将来が見えない世界に身を置いて、ここまで頑張ってきてくれたこと、本当にありがとうと思う。

もともと芸能界志望ではなかったのに、与えられた仕事を熟す中で好きなこと・やりたいことを見つけてくれた。
恥ずかしがり屋で普通の男の子だからアイドルがしなければならないこと=苦手なことも頑張ってくれた。
何度も言うけど、身も心も強くし、この顔と体と心で、デビューを勝ち取り、今も邁進してくれている。
本当に本当に嬉しいしありがたい。
れんくんが今日まで立ち続けてくれるから、アイドル永瀬廉を応援できる見ることが出来る。
潰れずに居てくれてありがとう。



ジャニーズ歴9年目を迎えたれんくん。
8周年を前にして「100%までは行かなくても自分らしさは割と出せてる」「理解してくれるファンの方々もいるんだろうなって思う」と話してくれた。
この言葉を読んだ時、やはり出来るだけ味方でありたい・れんくんの想いや考えをなるべくそのまま受け止めたいと思った。
また、以前かられんれんらしく過ごせたらいいなと願い続けていたので、出来ているのであれば少し安堵する。
過度に作り込んでいないのがれんくんの魅力と思ってきたしね。
あと、ファンが自分を理解してくれてると思ってくれていることが嬉しい(笑)
好きな人の理解者で在りたいもの。
これからも答え合わせみたく想いがれんくんと重なった瞬間を大切にしていきたい。


しかし日常に制限が付くことには嫌と思う時もあるけど慣れたと話し、だからこそ中学時代が輝いて見えるのかもと話すれんくんを見て、胸がぎゅっとなった。
と同時に、カレンダーの戻りたい過去を思い出して何とも言えなくなる。。
ジュニアの間でも上京してから酷になったイメージがある……デビューしたら余計に色々あるんだろう。
それでも今を苦じゃないと言ってくれるれんくんが好き。
身に起こること降りかかることを厭わずアイドルで在ってくれるれんくんを大事にしたいと思う。



改めて、入所8周年 おめでとう。
8年間アイドルで在ってくれてありがとう。
怒涛の日々だった8年目。
9年目はどんな一年になるのかな。
見せてきてくれた姿・気持ち、教えてくれたこと、話してくれた言葉等が好きだと思ってきたけれど、初主演映画を介し考え方も好きと知る9年目の春。
幸せだと思う。
ドラマに映画、飛躍の一年になりますように。
これからもよろしくね。

私はれんくんに出会えてよかったです。