いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

夢の舞台で美しく輝け


前の記事の続き





















2014年10月にはれんしょのお手紙書きましょうが放送されたり、11月には笑コラに出演した。
この年は雑誌にも多く出たり、メディアラッシュだったと記憶している。
それと、れんしょかいの3人の居場所のなさが居た堪れなかった。定位置もなく宙ぶらりん…。
推されであるがゆえの弊害みたいな。3人でぎゅっと固まっているしかないイメージだった。

冬には再び松竹座に戻り、とても柔和な表情を見せていた。
自身を解放し自分のために時間を費やしているように見え、終始ふにゃんとしていた。愛しかった。
でも、バルコニーや客席に現れた時に見せる表情は随分とアイドルらしくなり笑顔で隠すようになって頼もしく感じたのもこの時からだった。
謎のお手紙コーナーがあって、なんとなく感じるものがあった。どの手紙もれんしょの背中を押すような内容で、あったかくて今思い出しても泣きそうになる。
初めて6人お揃いメンカラーのオリジナル衣装に身を包み、はしゃぐ姿はとても可愛くて大好きだった。
この冬が1番かけがえがなくて好きと言える冬だったかもしれない。

年末はまさかの紅白に出た。
セクゾンのバック、なのに特段映り込みやアップが多かった(笑)
何なら最初のカメラワークでは勝利くんの両脇に映っていたから、もはやれんしょのための紅白みたいだった。
雑誌で、東京-大阪間の行き来が大変で、紅白の時は新幹線の中で振付動画を見て覚えたことを話している。


2015年はジャニーズワールドから始まる。
会見にも呼ばれていたし餅つきにも選抜されていた。
そして初めての誕生日公演。お誕生日の日に姿を観れたことがとても嬉しかった。

そして春松竹が発表された。ギリギリまで発表がなかったし、期間もかなり短く1週間ちょっとだったかな。そのうえ紫耀さんの名前はなく、れんくんがワントップかのような表記だった。
ポスターもれんくんが1番上で、本当にワントップにしか見えなかった。
一人で大丈夫だろうかと心配したけれど、実際幕が上がると、みんなに支えてもらいながら一緒に作り上げていた。
嬉しかったのは、歴が長くダンスが出来る文ちゃんとシンメの立ち位置で踊ることが多かったこと。文ちゃんの横に立てるんだ!って歓喜したことを今でも覚えてる。それと、ネクステでセンターに君臨し重岡くんのパートを歌い上げたことも凄く嬉しかった。なかなか歌わせてもらえないと言われているパートを任されたのは本当に嬉しかった。
千秋楽は一人のメンバーが去った。ステージ上でれんくんがあんなに真っ赤な顔をして泣いていたのを見たのはこれが初めてだった。後ろを向いて堪えようとしていた姿も覚えている。
逞しくなったなと思った。
この春松竹は彼がこの世界最後の日だったことが強く印象に残っているけれど、れんくんがメインとして松竹座に立ったのもこれが最後だった。
れんくんは上京した。

その間紫耀さんはセクゾンのセクパワコンのバックにも東ジュとして回っていて、私は正直離されてしまうのではないかと気が気でならなかった。
もともと平野くんとはスキルで差があるから不安だった。
春松竹が終わってからの大阪公演かられんくんは合流した。
Jr.紹介から始まる映像のトップバッターだった。
合流し参加できたことは嬉しかったけれど、出演曲はやはり最初から付いて回っているジュニアよりも少なく、みんなが残る中はけていく後ろ姿がとても切なく感じ悔しくてたまらなかった。
もちろんDVD化された公演はれんくんが参加していない横アリの映像だったので、途中からでも出ていたのに頑張っていたのに、その証が残らないんだと悔しくなった。
大阪を終えて次は最後の地名古屋。名古屋も出演していて、不在だったためアンダーでれんくんが「好きだよ」のバックに着いた!
制服姿も可愛くて、この姿を見れたことが嬉しかった!

恒例のクリエ。フレッシュさとエネルギッシュな感じがあって悪くなかったと思った。
発表された時の地獄は今も忘れられない。合わないと言われたし、れんくんは雑誌での発言で散々叩かれた。
上京したばかりだし、まだみんなと打ち解けてないのがよくわかって、それでも距離を詰めようと下の名前や専ニクで呼んで、とにかく必死だったなと思う。頑張ってたなんて偉そうなことを言いたくないけれど、そうとしか書けない。

それから夏のサマステサポーター就任。
野球(東京ドーム)でパフォーマンスしたり、数々の番宣をこなしたり、生放送でのリポートにと取り組んだ。
ほとんど初めてのことだったのもあって、じぐいわは歴や経験が違うからさすがコメントや時間配分が上手かった。
差を見せつけられて悔しいと思ったし、れんしょかいは頑張れ!とも思った。

EXシアター。クリエを見た後だったし6人縛りで動いていたから見慣れたけれど、れんくんは未だに苦戦しているなぁと感じた。
クリエの時もだけど完全にMC役に徹するようにしていた。でも、れんくん自身もゆるふわ脳なので必死だったし、他メンとそこまで親しくないのもあって上手く回せていなかったように思う(苦笑)
発言が少ない人には話を振るようにしたり、相手の話を否定しないようにする、そこは好きだなぁと改めて思った。
それでも本人達のかける想いが熱量が伝わってきて、むせ返るほどの暑く熱い夏になった。
このままの勢いで突っ走れそうだななんて思った。
当然Mステも出て、このまま行くのかなと身構えていたら、二つのグループに分かれ自然解散していた。


2016年はまたジャニーズワールドから始まる。
誕生日公演を迎えた。
この時の帝劇のれんくんはお世辞でもかっこいいとか素晴らしいとか言えなかった。生半可な気持ちでステージに立っているのが丸わかりで、集中してる時間なんてほぼ皆無だった。
それを良しとするファンもいたけれど、私は肯定できない方だった。だから見たくなかったのが本音。

春はセクゾンの横アリに飛び入り参加して、写真集をロスで撮ってきます!という宣伝をする。
そしてようやくクリエから解放された。
まぁハイビ公演にゲストとして現れて色々言われてたけど。写真集の宣伝のために来たようなものだし。
こんなことを繰り返すから、春は多方面から嫌がられてたのを記憶してる(苦笑)

夏は恒例のサマステサポーター。
2年連続と紹介されるのが地味に嬉しかった。
一年前よりも上手くコメント出来るようになっていたし、段取りがわかっているからかスムーズにこなせるようになっていたと思う。
あと、3人の公演とそれぞれ分かれて他のグループと行うソロ(仮)みたいな公演がEXで行われた。
ユニが固定化するようになったから他のグループの人達と一緒に居るのは新鮮で、毎日大変そうだったけれど、見てるこちら側は楽しかった。

夏の終わりには、写真集の宣伝のために初めてPONに生出演。サマステが終わりテレ朝縛りが解けたから出れた。
そこで受験生であることを公言。宣言することで後には引けなくなった訳で、だからこそかっこいいと思った。

秋には夏の間に密かに撮影されていた「青春のダンス」が放送された。
様々な反響があったけれど、普通の女の子の中にいると男の子っぽさが目立ってドキドキした。等身大を覗かせながらもちゃんとお仕事として接する姿が好きだと思った。
そして練習の成果を発表する日に過労で倒れ来れなくなった紫耀さんを想って泣くれんくんを見て、変わってないんだなって胸がぎゅっとなったことを覚えている。愛しかった。

2016年はれんくんの言動がとても揺らいだ一年だった。
言ってることとしてることの差が激しかったし、言うことが常にコロコロ変わっていたし、こちら側への配慮が欠けていたように思う(苦笑)正直好きじゃなかった。
ファンから見た自分を壊したかったんだろうと思う。鬱陶しさや煩わしさを感じていたんだろうとも思う。
ファンが抱いているイメージと実像の乖離が激しかった。
今思えば、もがいている時期だったのかもしれない。自分の上に重くのさばっているイメージに苦しんでいたのかなと今なら思う。
まぁ単純に色んな意味で遊びたい年頃だとも思うんだけどね。

冬はジャニーズワールドがまた始まり、この時は新しい試みとしてほぼ毎日違う先輩(ゲスト)が出て来た。
ゲストに合わせてトークを繰り広げなくてはいけなくて、とても苦労していた。面識のない人がほとんどで緊張していただろうし、拙い会話で観ているだけなのにヒヤヒヤした。
明けた2017年1月まで続いた。
もちろん誕生日公演があって、気合いの入ったれんくんがそこに居た。

3月4月5月は久しぶりにJr.だけのコンサート、Jr.祭りが開催された。
クリエに出なくなってから久しぶりの春。新たな思い出が増えた。
玉アリではデジチケで大混乱が起きて開演がかなり伸びてしまって、その間を埋める役割を担うJr.の1人がれんくんだった。
声だけだったけれど、一生懸命言葉を紡ぎ出し会話を繋げていた。
あの時の頑張りもれんくん達は全く悪くないのに謝ったことも忘れない。
城ホは久しぶりだった。やっぱり城ホールが似合うと思った。そしてふわふわ浮き足立ってるれんくんも久しぶりで、私の心も踊った。
まだそんな表情するんだねって思うような柔らかなお顔をたくさん見れたと思う。
14年の冬を最後に閉まった柔和な表情。隠し切れない喜びがあふれていて愛しかった。

この年も恒例のサマステサポーター!3年連続となる。
ただし2017年はハイBを引き連れてのサポーターで、初めて後輩とタッグを組んでのサポーターだった。
はしみず以外は全員後輩でその子達のことも考えて行動していたと思う。もちろん3回目だから要領もわかっていたのも大きいと思う。今までで一番しっかりしていた。
そして今回は例年と打って変わって期間限定の冠番組「キングステーション」が出来た!
生放送をしたりロケに出たり、内容はリポートの間にミュージカルを挟むという非常にシュールなものだったけれど、ロケに出る経験が少ないので貴重な経験になっただろうし、様々なれんくんが見れて楽しかった。
そしてEXもハイBを引き連れての公演だった。責任感と言うか先輩という意識が見られて、その点でも成長を感じられた。
ソロはとってもかっこよかった。惚れ直させられた。
キンプリ公演も復活して、熱い夏だった。

秋は初の試みジュニアだけの帝劇。
ここでもかっこよかったな。
すぐに湾岸があってキングとして初の単独公演。

2017年のれんくんはほんといい男だった。本当にかっこよかった。
憑き物が落ちたと言うか、少し落ち着いた気もする。
見に行く度に惚れ直させられて怖いくらい(笑)
3人でanan等の表紙を飾ったし、ソロでヘアカタログの表紙も飾った。アイドル誌以外にもたくさん載るようになった年だった。
TVは「胸キュンスカッと」に出た。胸キュンは初めてかつゴールデンタイムの出演も初めてとなる。
一年で1番嬉しかったお仕事。
本人が熱望していたジャンルだし、ゴールデンタイムだし、全国ネットだし!ほんと嬉しくてたまらなくてずっと騒いでた(笑)れんくんの夢に一歩近づいたんだと心から嬉しく思った。


2018年になって1月はハッピーニューイヤーアイランド。
東山さんが加わり、今までのアイランドとは大幅に変更された。
1幕も2幕もとってもかっこよかった。
帝劇の間、1月17日にデビュー会見を行った。
デビューが決まったのだ。
れんくんの緊張した面持ちが忘れられない。
1月23日誕生日公演。迷いとか不安とか心配とか全てを飲み込んだ覚悟が見えた精悍な顔つきだった。

つい先日3月15日にはイベントでデビュー曲「シンデレラガール」を披露。
『良い顔』してた。また一つ忘れられない表情が増えた。
3月21日にはCDTVでデビュー曲をTVで初披露。
この時は緊張してるのが伝わってきた。なんかソワソワしてた気がする(笑)
でも緊張しながらもガチガチに固まらず程良い緊張感を持ってパフォーマンスしていて、良かったなと思った。


5月23日にはCDデビューする。
まだ全然実感が湧いてない。
デビューという大きな波を私の周りでも体感できるのかな。

この一年、アイドルという姿が当たり前になってきたなという印象を受ける。
アイドルに費やす時間も増えてきているのもあるんだろう。
あと内面と言うか中身と言うか言動が明るくなったなと。
でも「変わった」という言葉を掛けるなんてもはや不毛だなと思う。今のれんくんが通常のれんくんなのだから。
こうやって書いてるけど、正直言葉を紡ぐことが難しくて、感情の高ぶりと言うか心はとても揺さぶられているのに上手く言葉に出来ない。
ただ大好きだなあって心から思う。
そして、最終的に「れんくんだから」に帰結する。
れんくんだから変わっても変わらなくても好きだし、れんくんだから嫌な時は逃げたくなるし、れんくんだから好きで居られたし、れんくんだから応援したいと思ったし応援し続けてきたし。
けど、今後もずっと好きかはわからなくて。
だから安易に「一生好き」なんて言わない書かないけれど、これからも細く長く好きで居られたらとは思ってる。
最後の担当にしたい。
そう思うくらいれんくんは私にとって最高のアイドルです。



両記事のタイトル 全てオモイダマから引用