いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

過ぎた季節に記憶を隠す

ポポロの
「これからもしょうとは、なんだかんだいっしょに活動していく気がします。(略)きれいな景色をこれからも一緒に見ていきましょう。」
を読んで、
2年前のジョンでも
「この先も一緒におるよなぁ。これからもよろしくとだけ言っておく」
と言ってたことを思い出した。

当時ジョンを読んだ時に れんくん大人になったな と思ったのだけれど、それからどんどん拗れていった関係性を見ていたら、まだまだ子供だったんだなと気付く。
けど、本当にその時は大人になったと感じたんだよ。
発言が紫耀さんへの好きの押し付けやアピールではなくなっただけで当時は成長だった。


それにしても、「この先も一緒」と思えるモノが2人の間には存在するんだろうかと2年越しに再び考える。
ユニットが固定化されつつあっても流動的な世界に変わりはないはずで、そこに身を置いてることを理解していながら、2年経ってもまたこの先も一緒と言う。言い続けてる。
当時も今もその言葉を不思議に思う。
全く話さない時期もあったのに、今もそう言わせるモノが2人の間にあると考えると凄いと思うの。


よくよく読むと「永瀬が語る平野」なのに、れんくん本人についてが多い内容(笑)
だけど、モヤっとしてた部分を話してくれたのはなんだかんだ嬉しい。
少し誤魔化されてると言うか濁してる部分がありつつも今回ぐっと踏み込んでる。
今が良好な関係を築け始めてるから言えることであったとしても知りたいような知りたくないような…少しデリケートな話。
でも、そういうところを気にせず普通の話の延長線みたいに話すのはれんくんらしいなと思う。

以前ここかツイッターに書いたけれど、昔のれんくんにとって紫耀さんのすべてが新鮮だったのだと思う。
かっこよさそのもの かっこよさの象徴みたいな、憧れだったんじゃないかな。
その想いが子供ゆえベタベタ甘えることで表していたのかなと思う。
紫耀さんとの年齢差も育った環境の違いも価値観の異なりも全てがれんくんにとって新鮮で凄い!って思ってたのかなって。
紫耀は子供とか言いながら、そんな新しい考え方や世界を教えてくれる(持ってる)紫耀さんに惹かれてたのかも。
様々な(未体験の)ワクワクを得ることが出来るって楽しいもんね。
けど、そういった気持ちや関係性だけじゃ上手くやって行けない立ち位置や年齢になった。
そこに気付いて、憧れとか好きとかを含め紫耀さんと上手く付き合えなくなってしまった部分もあるんじゃないかと思う。

れんしょは性格や遊び方や考え方、どれも正反対っぽいのに突如言動がシンクロしてることがあるから、どこか波長が合う瞬間があると言うか似てるピースがあるんじゃないかなと思ってる。
思い込みなのかもしれないけれど(苦笑)
もしこの先も共に歩んで行く可能性があるのなら、一致した瞬間を たとえコンマ1秒の世界だったとしても 大切にしてね。


そしてかいちゃんにはやはり感謝したい。
橋渡し役や潤滑油の役割を懲りずに続けてくれて、2人を好きだと言ってくれて、ありがとう。


ぽぽろを読み終えた時にもう一つ感じたことがあった。
なぜか紫耀さんに向けての言葉じゃないのに
「どうしてそう一人になろうとするの?」
というジャニワでの勝利くんの台詞が思い出された。
今まではどこにも所属しないことを正解として考えているのかなと思っていたけれど、一応最近の話では2人をホームとしている。
そんな風に帰属意識が芽生えたと話していても、依然としてどこか孤独と言うか、誰に頼って寄り添ってもらってるんだろうとまた思ってしまった。。


れんくんは子供っぽいガキっぽいし、周りから弱いと思われてると言うかマイナスオーラが表面化しやすい人だけれど、押し潰されない芯の通った心の持ち主だと思ってるよ。
柔らかさの中に潜む芯の強さ。そこが好き。
今回は大人になった、と言うより、また強くなったんだなと思う。

先のことなんてわからないというのもあるけど、何より本人達で解決に向けて進まないと意味がないこと、だから見守るしかないんだろうなって思ってて、とにかくわだかまりと言うか確執が無くなったのならよかったなと思う。




少し前の話になるけれど、れんくんの高校生活は楽しくなかったと知って、だいぶショックだった。
だから、かいちゃんに「高校生活楽しめ!」って何度も強く言ってたのかなぁと思うと、ちょっとヘコむと言うかとても悲しい。
去年だったか、れんくんだってまだ高校生活が残っているのに「高校生活楽しんで」って、かいちゃんに伝えているのを見た時に もしかして… と思った。
ヲタク(私)の邪推じゃなく現実だったんだなぁ。。

ちょっとばかりへこむ。
私がヘコむことではないんだけど(当たり前 )
中学生活は楽しかったはずだけど、
それでも中学の修学旅行という最後で最大のイベントを思う存分楽しめずに終わって、高校生になって迷いつつも芸能コース選んでくれて、そうやって子供ながらも一つ一つ我慢と選択と思考しながら両立してくれてる分、難しいだろうけど良い思い出できてたらな楽しめてたらなって半分祈るような気持ちで思ってたから、そうじゃなかったんだって聞くと、切なくて泣きそうになる。。

中学の修学旅行の時も全国ツアーのために修学旅行を1人途中で切り上げなくてはならなくて悲しかったと話された時に胸がちくりと痛んだ。
聞きたくなかった言葉だった。
その時と似た感覚を覚える。

アイドル(芸能人・著名人)はみんなそうやって過ごしてるんだろうけど、特にれんくんは学校生活っていうものを凄く大事にしてたイメージがあったから…。

普通の男の子がアイドルをしているという印象が強かったと言うか、そこが良かったと言うか、今と違ってファンからはそんな風に見られ思われてきた中高時代だけれど、たくさんのものを切り捨ててアイドルを続けて来てくれたんだなと改めて思う。
前にも書いたけれど、得るものが大きければ大きいほど喪うものも大きくなるんだろう。

あまり弱い部分を見せないし、悩んでる部分も見せないようにする(とは言え表に出て来やすいが)
それなのに近況報告と変わらないノリで言及しなくても良いようなことまで話すから、ちょっぴり不安になる(笑)
過去だから気持ちの整理が付いてるから今回は話したのかもしれないけどね。
色々書いたけど、でも、そうやって話してくれるの嬉しいとは思ってる。
危ういと感じる内容もあるけど、れんくんの良さでもあると思うから。


中学生の時から言い続けて来た「大学に行く」ということは叶ってよかったね。
大学生になって、プラスもマイナスも様々なことが流れて来るけれど、気を付けて!とは思うけれど、大学進学が実現して、そして楽しいと思えていることは本当によかったと思う。
れんくんの大学生活が実りのある豊かなものになりますように。




一日しかオフがないみたいなのに弾丸で松竹座まで足を運ぶれんくんが好きだなぁと思う。
れんくんが同志に優しいところ、ほんと大好き。

ぼんやりと15年の春松竹を思い出してた。
紫耀さんが居なくてポスターにれんくんがワントップかのように載っていた短く刹那な春。
座長という位置に据えられただけで終わろうとせず頑張っていたのを覚えてる。
状況や環境は異なる部分もあるだろうから重ねてしまうのは両者に失礼なのかもしれないけど。。
大西さんに優しく声を掛けれるようになったのもれんくんが大西さんのことを好きというのが大前提だろうけど、れんくん自身がその年齢で葛藤や奮闘を経験したからこそかもと思ったりする。*1
ファンの妄言でしかないのだけど。

大切なもの全て零さないようにずっと大事に抱えて進むれんくんは素敵だと改めて感じる。
どんなに身を置く環境が変わっても、遊び方や遊ぶ相手が変わっても、立場が変わっても、
優しくて思いやりのあるところが本当に好き。

れんくんが大西さんや関ジュの子達から癒しと刺激をもらえてますように!

*1:れんくんも松竹座での座長やトップの重圧に悩まされた経験があるから心配なのかなと思うし、高校生になったことで環境も立場も変わることを知ってるからなんだろうかと勝手に思って勝手に胸がぎゅうううってなってる。