いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

俺たちの未来、必ず掴んでみせよう

今更ながら帝劇の感想。
忙しくて放置してたら書く必要ないかもと思ったけれど、印象的だったところだけ書き出しておく。


私が観劇したのは後半(25・26)だったので、OPはスペースジャーニーに変更されていた。
この曲を聴くと夏に何度も見聞きしたからか一緒に踊り出したくなるので困った(笑)
確かに舞台としての始まり方はおかしい気はするけれど、セットの上に立つれんくんがかっこよくて、そんなことどうでも良くなった。
セットが奥へと下がりゆく間、Bが下で踊るのをれんくん達は眺めているんだけど、キングの名に相応しく、セット立ち辺りを眺める姿は階下を見渡す王に見えた。
全てを統治し従えてるように見えた。


太鼓。
叩く姿がかっこいいうえに和装が好きなので観ることが出来て嬉しかった。
一列で叩く時は紫で袴姿、キングで円になって叩く時は衣装替え。
どちらの衣装姿も好き。
鮮やかな襟元が目立つ白の衣装がとてと美しくて好きだから、気崩さずに着ている姿を観れたのは嬉しかった。
力が弱いからなのか力がないからなのか、れんくんが打ち出す音は軽い音ばかりで、最後の方はもはや腕がフラフラしていたように思う。
けれど、その時のお顔が物凄くかっこよくて好きだと思った。
研ぎ澄まされた表情。
しゃがんで待機してる時はじっと出番を待っていた。
キングの時は3人の呼吸を合わせなくては叩くタイミングや腕を合わせるタイミングがズレてしまう。
それに3人の時は自分の体や腕を反り過ぎても上手く行かないので、とても真剣な表情だった。
真剣と言うより険しかったかもしれない。*1
太鼓を片付ける姿をまじまじと観ていたら、数年前までは重さに負けそうになりながら(むしろ太鼓に主導権を握られてた 笑)必死に運んでいて「れんれんのお片付け」って感じだったのに、今回はもう割と簡単に運んでいて太鼓を扱う姿も大人になったなぁと変なところで感慨深くなった。


かいちゃんとペアを組むことが多かった。
2人でフライングをするのは息を合わせなければいけないし、何より2人のどちらかの力に偏りが出たら 重心を掛けるところがブレたら 平衡が保てない技だから、とにかく凄い。
相手のことをわかっていて、信頼し合っていないと無理だと思う。
堅く握り合う手と視線のみでお互いの意思や呼吸を確認をしていて痺れた。

緑色のレーザーを操る姿もとてもかっこよかった。
暗闇の中で黒の手袋をぎゅっとはめる姿もたまらなかった。
そしてかいちゃんのことをよく見て次の動作に移ってた印象。

あと小窓に2人だけ立って歌うのは面白かった(笑)だいぶ大きくなった2人があの極小空間に居るのはちょっと面白い(笑)
けど高く綺麗な歌声だったな。
れんくんは歌い終わるとすぐ去るのにかいちゃんは場面転換までその場に居たのが2人の性格を表してる感じがした(笑)

何と言っても It’s SHOW BIZ は外せない!
凄くよかった!!!
他の場面と違って、お洒落な雰囲気もあって可愛さもあって明るい。
かいちゃんと向かい合って歌い踊る時に、必ずかいちゃんからアイコンタクトが送られる。
それを察知した瞬間、お顔が華やぐし、体(肩)が高く上がって弾んでるの。
それがとっても可愛くて。
れんくんは器用じゃないから真剣に歌い踊る最中は上手く反応出来ないんだけど、『かいとからの信号受け取ってるよ!』って意思が体の動きと最近では見せないマヌケなお顔から伝わってきて、好き!ってなった。
その姿が幼き時(中学生くらい)に見た一生懸命なれんくんと重なって、ほんとたまらなくて、観ながら自然と涙が出て来た(笑)


れんくんがバトンを持つと大きくなった今でもやっぱりバトンが魔法の杖に見えて、バトンを持ってポーズを決める度に心奪われ魅せられた。
ある意味魔法で間違いない(笑)
れん→しょ→かいの順でバトンを構える時にトップバッターのれんくんは後に続く2人が構えるのをずっと見てて、キマる度に頷いてる姿がとても好きだった。


額縁フライング。
最初は普通のスピードで中間は慎重に進んで、最後は早く終わりたいんだろうなって思うくらいスタスタ歩くのは毎回笑ってしまうんだけど、真ん中で回る前には一旦呼吸を整えてから一回転する。
フライングの間、れんくんのこめかみ近くの血管がはち切れそうなくらいかなり浮き出てて、それだけ身体に負荷がかかってるとわかり少し怖くなった。
れんくんとれんくんの血管頑張って!耐えて!と祈る思いで途中から観てた(単純)
それにしても何度観ても綺麗なフライング。


演技に関しては、周りからショウが責められている時にれんくんだけ他の人達とは異なる表情をしていて、レンはショウ寄りだからなのかな?と思った。
買い被ってるかもしれないけど(笑)
相変わらず捌ける時の歩き方が輩でれんれん丸出しだったのと、安定の滑舌に難あり(笑)
でも前よりはその役の気持ちを映し出す表情が多くなったと思う。
優れた演技が出来なくても、雰囲気を作ることが出来れば演者として成立するところもあるから、この調子で頑張って欲しい。



大階段を白い衣装を纏った姿で降りてくるのはぐっと来た。
かっこよくてかっこよくて痺れる見惚れる。
音楽に合わせて真っ直ぐ人差し指を突き上げるれんくんは堂々としていてかっこよかった。
とても堂々していたし力強かった。
踊ってる時の手が好きで死ぬほど眺めた。
綺麗に細く長く伸びた指、男らしく大きな手で惚れ惚れした。
今回「リアル王子様」という単語しか浮かばなくて、ほんと自分でも頭悪いと思うんだけど(笑)頭のてっぺんから爪先まで好きだなぁと思う。
頭のてっぺんから爪先までかっこいい。


ここまで読んでる人居ないと思うから書くけど、今回は自分の名義で最前が当たったの。
ほんとびっくりして、チケット三度見くらいした(笑)
夏から大好きという気持ちが高ぶり続けてる時に最前が来て嬉しかったし、大好きなれんくんを近くで観れたのは本当に嬉しかった。
有難いことにお立ち台近く。
立ち位置もドンピが多くて幸せだった。
幕が下りきる間際の恒例タコチュウ(半分ニヤリとしながら)もたまたまドンピで、畏れ多いくらいだった。
舞台なのになぜかやけに目が合うしね(笑)
目が合うことが多すぎるから役に入りなよとは思うけれど*2なんだかんだドキドキした(笑)
茶の間でもこんな経験できるんだーって思った(笑)低燃費の茶の間だから有り難すぎるよ。


今年の夏からだいぶ変わったように思う。
手を抜いてるところをほぼ見なくなった。
そんな姿を今まで見たことなかったから新鮮と言うか驚いた。
帝劇でもこんなに踊れるようになってる!凄い!かっこいい!と感動した。
今まで以上と言うか真の踊りと言うか、踊りと断言できると言うか。
本当に踊れるようになったね。踊る姿がきちんとサマになる。
夏にも思ったことだけど、秋はそれを確信に変えてくれた。
努力したであろう成果をいっぱい見せてくれてる。
何があったの!?と思うくらい良い男で本当に驚く。
降りなくてよかったとも思えた。
彷徨いながらも戸惑いながらも腹立てながらも応援し続けてよかったと夏から引き続き秋も思わせてくれて、とても嬉しい。
今回は割と真面目に舞台に向き合ってる感じがしたのでよかった。本当に本当によかった。*3
痩せこけてもすべすべの肌が健在で好き。

この暗黒の2年間のこと(笑)を思い返せば前みたいに心から信じることは出来ないんだけど*4
それでも応援してきて5年目の今年は好きを更新させてくれることが多くて凄く嬉しい。
まだアイドルの永瀬廉を見ていたい、もっと見たいって思った。
このまま無事に6年目も永瀬くんのファンで居られますように。
そう思った帝国劇場でした。

大好き。

*1:本人も雑誌で難しいと話していた

*2:割と毎度のことだが(苦笑)

*3:ここが最重要

*4:信じるという表現が正しいかは微妙なところだが他に思いつかないため