いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

スターを夢見る彼らの本音

遅ればせながら日経エンタを読んだら「ジャニーズの舞台に立つってほんと大変だな…」という小学生みたいな感想が真っ先に浮かんだ(笑)
練習(稽古)を積んでいても最終的に8割がた変わるなんてやってらんないだろうな。3時間くらいかけて覚えたものが一瞬にしてなくなるとか、ほんとやってられないと思う。
ここのところ帝劇で行う舞台に関して他の雑誌でも似たような発言をしているので、読む度にそんな感じだと本人達もやる気が削がれるし、ああいう低いクオリティーになってしまうよな…と半ば呆れと諦めみたいな気持ちが生まれてくる(苦笑)
それを「そんなこともあって対応力はハンパないと思います」と上手く綺麗に言い換える(変換する)のは偉い。
他の雑誌ではきちっと稽古し作り上げたものを披露してみたいと言ってるからどこか今のやり方に不満はあるのだと思うから。
こうポジティブに捉えなければ本当に(精神的に)やっていけないのかもしれないね。


キングが今のジュニア界隈に関して語るのを読むのは未だにドキドキする。これを見た他担から何か言われるんじゃないかとビクビクしてしまう。
今回はほんとに説明みたいな感じだったからなのかそこまで言われてなかったように感じたので安心したけど。
ただ目新しい情報がなかったと他担に言われるならまだしもデビュー組担に勝手に首を突っ込まれて言われるのは正直気分が悪かった。関係のない人からの落とし込みみたいなものはやめて欲しい。
その流れでキングはグループ内で仕事の話をしないと話していて、相変わらだなぁと思った。
グループを結成した時からずっと話し合いをしないスタンスで、ジュニア内にグループ(ライバル)が増えてきている今でもそこは変わってないんだなぁ…。
大丈夫なのかなと心配になるのだけど、紫耀さんがバッサリと「俺らがあれこれ話したところでどうにもならないことが多いから、まだしなくていいんじゃない?(笑)」と斬っていた。
それはそうなんだろうけどもう少しグループとしてグループ内での働きかけは必要なのではと思うけど、その立場になってみないとわからないことでもあるからなあ。。
同時に紫耀さんってクールだなと思った。
そういう反発や抵抗をしないのが紫耀さんってイメージ。
無駄な労力を使いたくないと言うか流れに逆らわず提示されたものに対しての結果を出す方に力を入れると言うか。
結局は個人戦だとも言われているし、ファンが気にしても仕方ないことではある。

「バイトみたいなポジション」「正社員になりたい」という言葉が出てくるとは思わなかった。
そういった意識を持ってるように思えなかった。
れんくんの「僕はこの仕事をやっていく以外の生き方がまだわからないので、これしかないと思ってやっています。」という発言には驚く。
そんな風に全然見えない。特にここ数年はこの仕事の真髄を理解していないし仕事を軽視しているなぁと思って見ていた。
本当にわかっているのだろうか…。
でも確かにれんくんはもう後戻り出来ないところまで来ていると思う。一般社会に戻っても生きていけるような常識(知識)や価値観を持ち合わせていないと思う。
普通に過ごした日々よりもジュニアというアイドルとして生活した日々の方が占める割合が高くなった。
だからこそ、常に仕事に対してや仕事に取り組む姿勢を真摯に真面目であって欲しいと思っている。
思慮深く賢い選択をして欲しいとも思っている。

それでも「僕ももっと他のグループみたいに何々させてくださいとか言ったらいいのかもしれないけど、言える人がいないというか、言い方がわからなくて出来ないんですよ。」「そういうの、僕は苦手というのもあって、淡々と頑張っています。」
というところを読んで、口下手なのがれんくんだなぁと思ったし、その部分(文章)にぎゅっとれんくんのリアルな感情が詰め込まれているような気がして、ちょっぴり泣きそうになった。
思うこと感じること、周りと比べてのもどかしさみたいなものがあるのかもとほぼ憶測でしかないし、想像して痛みを感じるのは気持ち悪いうえにバカみたいだけれど、れんくん(の気持ち)が報われて欲しいと願わずにいられなくなる。


ファンレターの話は話半分で読んだけど、「無理しないといけないから(笑)」ってれんくんが言ってて、単純ファン代表レベルに単純な私はかっこいい!!!!って秒で高まった。
無理するのが当然というニュアンスを含んだ発言をするれんくんがかっこよすぎて好きだ。
そういうことをわかってるれんくんが好き。
チャラチャラしてるのに負けず嫌いで無理も辞さない、そんなれんくんが好きでたまらない。
「無理しないでね」なんて私には言えない。
れんくんが選んだ世界には無理をしないが通用しにくいと思う。
だから「どんな時でもれんれんがれんれんらしく在ってくれたら嬉しい。求められることや状況の変化に上手く対応しながら『らしく在る』というのは実は最も難しいことだと思うから。」と2年前くらいに一つ前のツイッターのアカウントで書いたことを改めて今想う。


「僕まだ自分がめちゃ仲良い人が辞めた経験がないけど、そういう人が辞めたらすごく落ち込むと思うなぁ…。」というのを見て、それって奇跡だ。
たくさんの出会いと別れがあって、停滞していると言われながらも篩にかけられたり自主的に退いたり、ひっそりと形を変える世界に身を置いているのに、ifを考えて落ち込むと話すれんくんにそんな経験がないのは幸いだと思う。
一瞬某くんのことが頭をよぎったけれど、れんくんにとっては“めちゃ仲良い人”ではなかったんだなぁとも思った。泣いてた姿とかまで思い出してしまったけど。ま、プラベで仲良くしてた訳ではないもんね。



れんくんの考え方がまだ側にいる2人よりも子供であることが透けていて、ゔっとなるけど、それはこちらの勝手だし、ちゃんと前に進んで成長しているのは伝わってくるから、ただただ ゆっくりでいいから素敵な大人になってね幸せで在ってね と思う。




「まだ分らないので」の「まだ」が少し引っかかった。いつか分かる日が来るのかな。
どうなんだろう……