いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

1827日



31日に去年のことをふと思い出してた。
もう一年前…あんなに泣いてる姿を生で初めて見た。今でも鮮明に覚えている。
今後この時みたいに公の場で露わに泣きボロボロになりながらも前を向こうとする姿を見ることはないんだろう。*1
残酷なほど美しくて、同時に人間味を感じた日だった。
6人での初めてのコンサートはチケットが捌けない厳しい状況、そんな時期を経てだんだん人気が出てきて、そして上が抜けて全体のメインになって苦戦しながらも再出発と思いきや、それから2人は東京に行くようになって徐々に形は崩れ、最後には跡形もなく消えた。
入所歴はバラバラだし元ユニがある人だっているし現在は新しく違うユニに所属したり様々だから一概に何かを言うことは出来ない…と思うけれど、たとえ拙くてもその時々に彼らが紡いだ言葉や創り出した光景に触れることが出来てよかったなぁと思う。

そして、今年の31日。
あのなにわと言えば!と代名詞かのようなトリコロールの衣装が下の世代に降りた。
様々な理由で、もう着ない着られないってわかっていたけれど、ショックだった…まだ無理だ…。
ピンク、オレンジ、水色、ドット、ストライプ、星の組み合わせを見ると、すぐなにわが浮かんだのもこの衣装をよく着てたから。
京セラでこの衣装を着てくれていたおかげで広い大きな会場でも見失わずに済んだ。
たくさんたくさん思い出が詰まった衣装。
降りるなんて早すぎる…
本当に時は流れて、完全に時代は変わったのだと無言の圧に押されている気分になった。*2

大好きだったな、あの衣装。
大切に受け継がれますように。



去年の今日、初めてこの日付で記事を書いた。
あれから一年。早かった。色んなことがあった。

れんくんは変わってしまったのかもと思うことが増えた。そんな風に思い始めているところに次々と放り込まれる周りの子達の言葉。
「れんはピュア」「れんはかわいい」
これは変わってないよとこちらに向けて言ってるのか何なのか、とつい勘繰りたくなる(笑)疑い深いヲタクの悪い癖。
確かなのは、れんくんが東京で上手く過ごせているということ。安堵する。


高校を卒業したら大学に進学する、それを当たり前としていたれんくん。
だから、大学に行きたいと言ってたり、高校卒業を控えた人達に対して大学行かへんの?ニートフリーター?なんて言葉を飛ばしていた。
逆に、こういった言動の数々からそう考えていたとわかる。
でも、上京して共に行動する人が変わって友達が変わって(増えて)交流関係が変わり、様々なことを経験して、視野が広がって…今は考え方も変わったかもしれない。
明らかにれんくんの口から「大学」という単語を聞く回数が減った。
今の状況や環境では大学進学は難しい・厳しいことだと思う。
それでも去年の夏前に英検に挑戦するつもりと話していて、そしてやっとこの前合格出来たと言っていたらしい。
資格取得に意欲的で、まだ勉強する姿勢はあって、進学への思いが残っているのかなぁ。
だとしたら、進学の希望や学びたいという気持ちを捨てていなかったことにホッとする。*3
私は芸能人に勉学は必要ないと思っているタイプなので、大学進学して欲しい・するべきとは思わないけれど、本人が望むのであれば叶うといいなと思う。
事務所や周りの無理強いでなく、本人の希望ならば上手く行って欲しい。
のちにコンプレックスにならないよう、大学に行けたら最良だろうけど、とにかく何らかの形でれんくんの想いが成し遂げられることを願う。

れんくん自身が幸せに輝ける場所や目標(夢)を目指して進めますように。
また高校生のうちに出来る勉強も高校生だから許される遊びも思う存分(ハメ外さないのが前提)楽しんで悔いのない一年を送れますように。
希望で溢れる一年になるといいな。
ハメ外さないのが前提って書いたけど、何て言うか…ハメ外しても全然いいって訳じゃないけど今後に響かない程度なら何してもいい好きなことをしたらいいと私は思う。
そこはただのファンが干渉する部分でも執着する部分でもないし。
アイドルの時にベストな状態の姿を見せてくれたらいい。
高校生になるかいちゃんに高校生活楽しんでと引退した人が言うようなメッセージを送ってるのを見た時れんれんもだからね!?ってなんだか切なくて悲しくてたまらなかった。
ラスト一年、楽しく過ごして欲しい。
きっと今の状態は中学や高1の頃に描いてた高校生活とは別物だろうな。
それでも楽しんでるとは思ってるけど。

両立できるといいね。
と言うか、両立してくれるといいな。
れんくんには目一杯高校生を楽しんで欲しいし満足の行く学びを得て欲しいし、
そしてジャニーズ事務所所属のアイドルでいて欲しい。*4



以前だったら垣間見えた・溢れ落ちた面や表情を様々なスキル(手法)で上手く隠すようになって、とてもアイドルらしくなった。
アイドルらしくなったということは(わざとやってる)狙ってる言動だってあるんだと思う。
今では大阪にいた頃より芸能界の色や水を知ったとも思う。
そんなことを感じるタイミングで、れんくんは帝劇でツキノミチを歌った。
歌詞を読んでいると無垢だった子が良いも悪いも様々なことを知った、そんな時に歌わせたくなると思った。
そして、それでも真っ直ぐ前を向いて正しい方へと歩んで行って欲しいという(曲を与える側の)願いを込めているように聞こえてくる。*5

ただステージ上での態度は改めて欲しいなと未だに思ってる…。
姿勢を正して欲しい、と。
その姿で今後が決まることも多々ある。



全てを踏まえて、
何事においても自分の軸と言うか信念のようなものを持ち続け強く進んで行ってくれると嬉しい。


れんくんの一緒に取り組む仲間に対して(相手によって形は違えど)常に愛情を持って接しているところが好き。
芯の通った柔らかな心を大切にしてね。
その持ち前の愛され愛する力を武器に更に飛躍しますように。

5周年おめでとう。
ジャニーズ事務所に入ってくれてありがとう。
アイドルを選び続けてくれてありがとう。
もちろん、いつもありがとう。
思い描いてる夢に一歩でも近付けますように。
6年目も頑張ってね。


以上、入所日に思うこと。


*1:東では誰かの卒業に立ち会うことはない。

*2:いつかこの目でその衣装を着る新しい子達を見る日が来るんだろうか…直視できる自信がない…

*3:諦めずに腐らずにいたんだと安心する

*4:我儘だし欲張りだけど

*5:完全に歌い手であるれんくんに抱いてるイメージが影響してるのは否めない(笑)