いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

どんな場面の中も前を向くだけ



邪推とか憶測とか色々複雑に絡み合うけれど、その位置に立つ気持ちはどんなものなんだろう…
でも、たぶんそこを見抜いて欲しいなんて思ってないよね…
気持ちがプラスであれマイナスであれ、れんくんはその部分を見ることを意図しない人だから、背負い歩んで行く姿をそっと見守っていよう。


れんくんは私が応援してきた人の中で一番人間味がある人だと思う。
人間味というか感覚や言動が普通の男の子のままだったり気持ちが表面に出やすかったり、応援してる相手はヒトだということを常々感じ考えさせられることが多くて、一人の男の子の成長を見守ってる気持ちになりやすい…錯覚する。
思春期真っ只中の多感な10代の子でありアイドルでもある子を応援するのはなかなか難しい。
本人が安定しない分、こちらも不安になったり変に敏感になったりする。
特にれんくんは生身をかなり削ってアイドルに取り組んでる印象を強く受けるから、様々なことがよりリアルに感じると共に振る舞いや発言に一喜一憂‥‥心を揺さぶられることが多いように思う。
こちらが感じてる以上に本人が一番感じてるんだろうとは思ってる。
何においても内外のフィードバックやリアクションに直面するのは、そういった反応を最初に受け取るのは、本人だから…。


ぽぽろでかいちゃんが「廉と紫耀はシンメでずっとやってて」と話していて、
そう見えてたんだなぁと内側からでもそう見えるんだなぁってハッとさせられた言葉だった。
2人でやってきた期間が特別長い訳じゃないけれど、2人で成し得てきたこと・乗り越えてきたことは大きくて、周り(のジュニア)にも2人セットという風に見えていたのかもな。
たとえ今後どうなったとしても2人で築いたとして記憶に残るんだろう。

ぴーちけで真ん中で歌っている姿を見ていてあぁこの時隣に彼が居たなあとちょっぴり切なく淋しく思いながら見てしまった。
初めてれんくんがセンターに1人立ってる姿を見たことになる。
そんなに目立たず自然な雰囲気。
にこにこ笑ってカメラに目線を送ってポーズをキメてアイドル全開のれんくんがそこに居た。
浮くことはなく馴染んでた。
座り位置は流星と大吾に、歌では文龍に挟まれてたからかなんとなく幼く見えたかな。
一人でも寂しくないと言ったら嘘になるけど、れんくんがかっこよくて可愛くて安心というか少し心が落ち着いた。
見せてくれる姿こそ正解であり正義。

歌い終わってカメラを勘違いしてるが(笑)真っ直ぐ前を見て顎引いて上目遣いのアイドルスマイルして顔の横で両手を振ってる姿が本当に精巧に作られたアイドル技すぎて感動…!
ちょーかわいい!
こんなこと出来るようになったんだね。いっぱい色んな番組やWSに出演したおかげだね。
カメラに向かって指差してニヤリと笑ったりアイドルスマイルをしたりポーズをキメたり、
かっこいい!!!って当たり前に受容してたけど、よくよく考えたら恥ずかしがらずにカメラを真っ直ぐ見てアイドルに求められる仕草や態度が出来るようになったんだなぁと感極まる。
そしてその姿が当然、振り返るまで気付かないくらい当たり前の光景になっていることは素晴らしいことだよね。
ついこの間未完成でアイドルナイズされ始めていた時よりもだいぶ進んだのかも。
こうやって時々振り返ってはれんくんの成長に感動してるからかなり気持ち悪いファン(笑)


「次涙流す時はデビューした時」
去年の2月23日に先輩達の舞台なにわ侍ハロー東京を観終えたれんくんから出た言葉。
一年間ずっと忘れられなくて…今はどう思っているのかななんて考えてしまう。。 
この日の瞳から頬を伝い落ちた雫はメイクも纏ってるアイドルというベールも全てを剥がす純度の高い涙で綺麗だった。
今見ても同じ印象を受ける。
とても美しくて触れたら壊れてしまいそうな柔さが愛しさを呼んで胸が締め付けられる、それは今でも変わらない。

色んな意味の涙があるけれど、泣かないと決めてからの方が悔しさ寂しさつらさで泣きたくなることが多かったんじゃないかな。
それでも表では決して涙を見せなかったね。
「泣くキャラちゃうっすよね」と泣いてから反省していたことも思い出す。
そのことを知った時、無理しないで良いのにと思ったしプロでも15歳(中学生)の子にキャラだのどうのこうの背負わせたくなかった。
でも、もう高校二年生になるもんね。
まだ15歳の気分で居るけれど、今は16歳。
あまり自分に負荷を掛けないで欲しいという想いは変わらないけれど、高校二年生の子に向けるにしては甘すぎる…ただの甘いファンの願いになってしまうのかもしれないとも思ったりする。
だから今は流した涙を受け止めてくれる人が必ず傍に居たらいいなと思う。


今年の初詣で自分のことを願うよりも先にれんくんのことを願ってしまったどこまでも残念なヲタクの私だけれど、その想いは変わってないよ。
れんくんの未来が明るく照らされていますように。