いつか記憶から零れ落ちるとしても

思いやりのある優しい男の子

夏のかけら。

全国ツアーが終わり、もう今年も夏の恒例である松竹座での舞台が始まろうとしています。

この前まいジャニで全国ツアーの振り返りが放送され、東京公演最終日の映像が流れました。
様々な想いが交錯したであろう最終日。複雑な想いを抱いた人もいたと思います。
私は昔から応援していないので、わかろうと思っても理解することは一生出来ません。
そんな私が涙を流していいのかと思うけれど、映像を見ていたら自然と涙がほろほろと零れ落ちていました。
編集が上手いのか、最後は泣けて泣けて仕方なかったです(苦笑)
「胸いっぱい」ってこういう時に使うのかなって思うくらい。
私のようなファンになりたての分際でこんな風に思うことはおかしな話かもしれないけれど、触れる度に心にくるものがあって、それは本当で、だからそのことだけは否定されたくないというか否定したくはないです。
多くの人が素敵な良いツアーだったと言っている今回の全国ツアー。たった2公演だけだったけれど参加できてよかったと改めて心から思いました。

前の更新のときも好きだと実感したというようなことを書きましたが、今回まいジャニのおかげでまた再確認することが出来たように思います。
ただひたすら「好き」に向かって好きという気持ちと共に全力で走るのは悪くないし楽しいけど、いつの間にか暴走していて、ふと自分の想いや気持ちが見えなくなっていたり大切なことを見失っていたり間違った方向に進んでいたりしないか…もしそのことに気付かずに居たとしたら、それはとても怖い。
だから、こうやって振り返る時間を提供してくれるのは有り難いです。同時に素晴らしさを噛みしめることも出来て幸せ。
いい意味で立ち止まる・振り返る・改めて考える機会が応援している子達の冠番組という素敵な形であってよかった。
Jr.なのにこんな風に振り返ることが出来るなんて夢みたい…!
廉さんを応援するようになってから、常に「嬉しい」という感情で心は満たされています。*1

廉さんはまだ14才だから、これからの人。
そんなことを考えては、これから廉さんが歴史を作って行く人となるのを見ることが出来るんだと淡い期待のようなものを抱いてしまいます。未来はどうなるかわからないのに少し期待に胸を膨らませてしまいます。
本来不安定なものが安定しているように見えている「錯覚」なのかもしれません。
決まった現場があって、予定がわかっていて、現場がなくてもTV画面を通して毎週姿を見ることが出来て…贅沢なくらいファンとしては十分なほどに与えてもらっています。
それがいかに有り難いことか、わかっているようでわかっていないのかもしれない。。
でも、廉さんがアイドルを選び続ける限り見守るだろうし、小さなことから大きなことまで期待を寄せてしまうのかなとも思います。*2

私は周りの方のように頑張るというか全てを捧げる・注ぐタイプのファンではないから、こんなのでファンと名乗っていいのか、実は最近また悩み始めています。
このことについて悩むだなんてファンになる前からわかりきっていたけれど、それでもいいからファンになりたい!と思った。
しかし、今は揺らいで居ます。。
大好きだけれど、その想いを心の奥に閉じ込めるべきなのではないか、と‥‥
でも廉さんが振りまいてくれるキラキラを少しでも集めたいから享受したいから、私なりに応援したい気持ちもあります。
そこのバランスが上手く掴めなくて、相変わらず情けないままです‥‥。

わたしに出来ることは廉さんが載っている紙面を隈なく見て読んで、教えてくれる事柄を取りこぼさないようにすることぐらい。
小さなことだけれど、私の頭の中の記憶という引き出しにある「永瀬廉」というフォルダの中に新しいデータが保存できることが嬉しい。
公式の文字をなぞるだけの作業だけれど、そのフォルダの中に廉くんの情報がちょっとずつ詰まっていってると思うと、とっても嬉しい。
ガッツや強火と呼ばれる人達からすれば、くだらないと言われる行為なのだろうけれど*3本人の言葉や公式による話を知ることは私としては本当に嬉しいんです。
自分の好きな映像や写真(画像)ばかりを見ているとタレントの外枠ばかりが構築され、中が空洞になってしまう気がする。そして、その外枠は自分の中の理想像に近いものになる気もする。そのせいで実際の姿等にマイナスの感情を抱きたくはない。
理想と現実にギャップは付き物、だからわざわざ自らギャップを作ることはしたくないです。
もともと中身なんて知らないし最後まで知ることは出来ないんだろうけど、せめて本人の言葉で語られてることぐらいは本人の中身として自分の中に置いておきたい。*4


色々長々と書きましたが、一度好きになったら、そう簡単には嫌いになれないタイプの人間なので、廉さんがアイドルである限り、その姿をどんな形であれ見守ってるんだと思います。
だから 我儘に近いけれど、
これからも この先何度でも「ファンになりたい」「ファンで居たい」と思わせる人であってくれると嬉しい、そう思います。

夏の松竹座はどれだけの出演時間かわかりませんが、廉さんの中学生最後の夏を見届ける所存です。

*1:それって何にも変えられない素敵なことだと思う

*2:前までいい意味で期待をしていなかった私が廉さんに期待を抱き始めたことは良いのか悪いのか…ほんのちょっと恐いですね

*3:確かに本人のタメにならない。本当に自己満足の中の自己満足。

*4:時折、無性に本人の言葉を欲したくなる時があるのもこれが理由。